皆さんこんばんわ!とむとむでござる~!今日は2/27に放送された【進撃の巨人】The Final Season Part2 83話「矜持」の感想をお話ししていきます!ネタバレ含みますので、未視聴の方はご注意ください。
83話「矜持」は原作126話「矜持(1話分)」の構成となっております!
前回、ピークとマガト達の前に姿を現したハンジとリヴァイ。彼らがマーレ残党に近づいた目的とは?そして、アルミンとガビはコニーに攫われたファルコを助けることができるのか…
個人的に今回の見どころは「ハンジとリヴァイ」と「104期生の集結」の2つになります!それぞれ順番に解説していきたいと思います!!
第83話(シーズン6 #8)「矜持」のあらすじ
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
森の中の兵士
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
場面は遡り、エレン達がマーレ軍と戦闘していた頃。リヴァイと共にイェーガー派から逃走したハンジは森の中に隠れ追手のイェーガー派を殺害。ハンジはリヴァイの怪我を手当てしながら、自身達の今後の処遇を憂います。
かつて、自身達が中央憲兵を拷問したように、正しいことをしていても、時代が変われば悪人になる「順番が来た」と嘆き、「いっそ二人でここで暮らそうか」と弱気になるハンジ。
この森の中のシーン。ハンジが仲間を撃つ時の描写が原作では少し淡々とした印象だったんですが、アニメでは涙を流している瞳のズームや嗚咽が入ることで、彼女の悲しみがめっちゃ伝わってきました。
そして、リヴァイに語り掛けるハンジの声が優しいというか、弱々しい感じの声なんですよね…!ハンジの声っていつも明るめだから、一層弱々しさが目立って、相当追い詰められているような印象を受けました。
「いっそ2人でここで暮らそうか、リヴァイ。」の発言は、プロポーズのように聞こえるけど、彼女が弱みを出してしまった瞬間なんですよね…!
さらに、復活したリヴァイもダメージからなのか、自身の失態からなのか、弱々しい声になっているのが辛い。自分も、当時原作を読んでいて「こんな状態じゃもう戦えないじゃん…!」ってショックを受けた覚えがあります。
けど、それでも「蚊帳の外」では終われない。と彼らがすぐに立ち直るシーンは激熱でした。
思えばハンジさんが完全に「蚊帳の外」だったのって、今回の第二次シガンシナ区決戦の時だけなんですよね…!コニーの矜持
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「顎の巨人」を身に宿したファルコを巨人になった母に食わせ、人間に戻そうと彼を攫ったコニー。しかし、母に「人を助ける兵士になれ」と送り出されたコニーは、自身の行動に葛藤します。
このコニー達の描写が、今回の「矜持」のタイトルにおけるキーポイントとなっております!
「人を助ける兵士になれ」と母に送り出されたはずが、子どもを、仲間を殺そうとしてしまった行動を反省したコニーは、もう一度母に誇れる兵士になるべく「困った人を助けに行こう。」とアルミンに告げます。
この誇りこそが、今回のタイトル「矜持」と一致するんですよね…!
矜持(誇り)を守るべく、困っている誰かを助けに行こうと決心するタイトル回収は熱い…!
ちなみに、今回はめちゃくちゃコニーの表情が細かく描かれていました。 特に「巨人の歯磨きを手伝ってほしい」の時の「緊張した表情→ぎこちない笑顔」までの流れが凄く細かくて、制作サイドのこだわりが伝わってきました…!義勇兵の矜持
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「地ならし」が発動した翌日、イェーガー派リーダー フロックはエルディア帝国に服従しない義勇兵イェレナとオニャンコポンの公開処刑を行います。
オニャンコポンは「エルディア帝国に従って生きるぐらいなら死を選ぶ」と自ら死を望むのですが、この行動も自身の「矜持」を守ることにあるんですよね…!
彼の「排外主義者のクズ野郎共に媚びてまで生きるほどの価値は無い。」という発言は、前回フロックの言っていた「誇りに死ぬことは無い」への反論だと感じました。
「突然無差別に殺されることがどれだけ理不尽なことか知ってるはずだろ!?」のセリフも、今の時代に通じるものがありますよね…!
ちなみに、この時のフロックと兵士の掛け合いで
兵士「撃て!撃て!」
フロック「まだ撃たない!!」
兵士「オオォォォォ↓↓↓」
の流れが個人的にツボ。確か、この兵士のどよめきは原作にも無かったはず…!
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」
あと、車力の巨人にジャンとイェレナ達が攫われた時、「ミカサはどこだ?」というシーンがあるんですが、原作の時は下コマの顔が隠されていたので、「実は戦槌と同じようにエレン本体は島にいるのでは?」と考察がありましたが、今回は分かりやすくフロックのセリフになっていましたね。世界を救いに
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「地ならし」を止めるべく、動き始めた調査兵団とマーレ軍残党。83話後半では、ついにアニ・ライナーとも合流を果たします!!
ただ、それぞれ再会の仕方が最悪なんですよ…
アニ・・・街でパイを貪り食っている所で偶然再会。汚い食い方とコニーに指摘され「4年ぶりのパイなんだよ!!」とアルミンに変なフォローを入れられることに…あの後ヒッチが一人じゃ食べきれないパイを買ってきた辺り、まだ食おうとしていたのか…
ライナー・・・熟睡していたところを、アニに蹴り起こされる。いつの間にかアニが復活しているし、アルミン、ミカサ、コニーとかつての敵に囲まれめちゃくちゃビビる。ちなみに原作ではもっと焦った表情をしていましたね…
一方、ジャンとオニャンコポンは、車力の巨人に捕獲され、ハンジ・マガト達と合流。 この時、ジャンが「巨人の口の中なんて二度とごめんだ。」って割とガチ目にゲロってたのがツボ。1コマ漫画で「花のような匂い」ってガビが言ってたけど、どっちが本当なんや…!
けど、かつては敵だった彼らが「世界を救う」という目的で協力するのは、ほんと激熱な展開です…!この展開こそ、ハンジさんの言っていた「皆で力を合わせよう」ってやつなんですよ…!まとめと次回の見どころ
以上が今回の感想となります!
これまで辛い展開が多い進撃の中で、比較的に明るい雰囲気だった83話「矜持」。割と自分の中ではけっこう好きな回なんですよね~!彼らが今後どう行動していくのか気になる所。
次回84話「終末の夜」の見どころは
・ジャンとミカサはいつ作戦を知ったのか
・調査兵団&マーレ軍&義勇兵は本当に協力し合えるのか
・「地ならし」と止めるための具体策は
この3つが大きなポイントになります! それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!また来週お会いしましょう~~!
※前話82話「夕焼け」の感想はこちら→「【進撃の巨人】The Final Season Part2 第82話「夕焼け」感想。フロック民大歓喜!そして、最後にはあの兵士が…」
83話「矜持」は原作126話「矜持(1話分)」の構成となっております!
前回、ピークとマガト達の前に姿を現したハンジとリヴァイ。彼らがマーレ残党に近づいた目的とは?そして、アルミンとガビはコニーに攫われたファルコを助けることができるのか…
個人的に今回の見どころは「ハンジとリヴァイ」と「104期生の集結」
第83話(シーズン6 #8)「矜持」のあらすじ
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
進軍する巨人の軍勢。やがて、何も知らぬ人々を踏み潰す。それを見上げる兵士と戦士は立ち尽くすのか、それとも立ち上がるのか。森の中にいた2人の兵士の気持ちはすでに固まっていた。 【進撃の巨人】The Final Seasonホームページより引用
森の中の兵士
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
場面は遡り、エレン達がマーレ軍と戦闘していた頃。リヴァイと共にイェーガー派から逃走したハンジは森の中に隠れ追手のイェーガー派を殺害。ハンジはリヴァイの怪我を手当てしながら、自身達の今後の処遇を憂います。
かつて、自身達が中央憲兵を拷問したように、正しいことをしていても、時代が変われば悪人になる「順番が来た」と嘆き、「いっそ二人でここで暮らそうか」と弱気になるハンジ。
この森の中のシーン。ハンジが仲間を撃つ時の描写が原作では少し淡々とした印象だったんですが、アニメでは涙を流している瞳のズームや嗚咽が入ることで、彼女の悲しみがめっちゃ伝わってきました。
そして、リヴァイに語り掛けるハンジの声が優しいというか、弱々しい感じの声なんですよね…!ハンジの声っていつも明るめだから、一層弱々しさが目立って、相当追い詰められているような印象を受けました。
「いっそ2人でここで暮らそうか、リヴァイ。」の発言は、プロポーズのように聞こえるけど、彼女が弱みを出してしまった瞬間なんですよね…!
さらに、復活したリヴァイもダメージからなのか、自身の失態からなのか、弱々しい声になっているのが辛い。自分も、当時原作を読んでいて「こんな状態じゃもう戦えないじゃん…!」ってショックを受けた覚えがあります。
けど、それでも「蚊帳の外」では終われない。と彼らがすぐに立ち直るシーンは激熱でした。
思えばハンジさんが完全に「蚊帳の外」だったのって、今回の第二次シガンシナ区決戦の時だけなんですよね…!
コニーの矜持
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「顎の巨人」を身に宿したファルコを巨人になった母に食わせ、人間に戻そうと彼を攫ったコニー。しかし、母に「人を助ける兵士になれ」と送り出されたコニーは、自身の行動に葛藤します。
このコニー達の描写が、今回の「矜持」のタイトルにおけるキーポイントとなっております!
「人を助ける兵士になれ」と母に送り出されたはずが、子どもを、仲間を殺そうとしてしまった行動を反省したコニーは、もう一度母に誇れる兵士になるべく「困った人を助けに行こう。」とアルミンに告げます。
この誇りこそが、今回のタイトル「矜持」と一致するんですよね…!
矜持(誇り)を守るべく、困っている誰かを助けに行こうと決心するタイトル回収は熱い…!
ちなみに、今回はめちゃくちゃコニーの表情が細かく描かれていました。 特に「巨人の歯磨きを手伝ってほしい」の時の「緊張した表情→ぎこちない笑顔」までの流れが凄く細かくて、制作サイドのこだわりが伝わってきました…!
義勇兵の矜持
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「地ならし」が発動した翌日、イェーガー派リーダー フロックはエルディア帝国に服従しない義勇兵イェレナとオニャンコポンの公開処刑を行います。
オニャンコポンは「エルディア帝国に従って生きるぐらいなら死を選ぶ」と自ら死を望むのですが、この行動も自身の「矜持」を守ることにあるんですよね…!
彼の「排外主義者のクズ野郎共に媚びてまで生きるほどの価値は無い。」という発言は、前回フロックの言っていた「誇りに死ぬことは無い」への反論だと感じました。
「突然無差別に殺されることがどれだけ理不尽なことか知ってるはずだろ!?」のセリフも、今の時代に通じるものがありますよね…!
ちなみに、この時のフロックと兵士の掛け合いで
兵士「撃て!撃て!」
フロック「まだ撃たない!!」
兵士「オオォォォォ↓↓↓」
の流れが個人的にツボ。確か、この兵士のどよめきは原作にも無かったはず…!
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」
あと、車力の巨人にジャンとイェレナ達が攫われた時、「ミカサはどこだ?」というシーンがあるんですが、原作の時は下コマの顔が隠されていたので、「実は戦槌と同じようにエレン本体は島にいるのでは?」と考察がありましたが、今回は分かりやすくフロックのセリフになっていましたね。
世界を救いに
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「地ならし」を止めるべく、動き始めた調査兵団とマーレ軍残党。83話後半では、ついにアニ・ライナーとも合流を果たします!!
ただ、それぞれ再会の仕方が最悪なんですよ…
アニ・・・街でパイを貪り食っている所で偶然再会。汚い食い方とコニーに指摘され「4年ぶりのパイなんだよ!!」とアルミンに変なフォローを入れられることに…あの後ヒッチが一人じゃ食べきれないパイを買ってきた辺り、まだ食おうとしていたのか…
ライナー・・・熟睡していたところを、アニに蹴り起こされる。いつの間にかアニが復活しているし、アルミン、ミカサ、コニーとかつての敵に囲まれめちゃくちゃビビる。ちなみに原作ではもっと焦った表情をしていましたね…
一方、ジャンとオニャンコポンは、車力の巨人に捕獲され、ハンジ・マガト達と合流。 この時、ジャンが「巨人の口の中なんて二度とごめんだ。」って割とガチ目にゲロってたのがツボ。1コマ漫画で「花のような匂い」ってガビが言ってたけど、どっちが本当なんや…!
けど、かつては敵だった彼らが「世界を救う」という目的で協力するのは、ほんと激熱な展開です…!この展開こそ、ハンジさんの言っていた「皆で力を合わせよう」ってやつなんですよ…!
まとめと次回の見どころ
以上が今回の感想となります!
これまで辛い展開が多い進撃の中で、比較的に明るい雰囲気だった83話「矜持」。割と自分の中ではけっこう好きな回なんですよね~!彼らが今後どう行動していくのか気になる所。
次回84話「終末の夜」の見どころは
・ジャンとミカサはいつ作戦を知ったのか
・調査兵団&マーレ軍&義勇兵は本当に協力し合えるのか
・「地ならし」と止めるための具体策は
この3つが大きなポイントになります! それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!また来週お会いしましょう~~!
※前話82話「夕焼け」の感想はこちら→「【進撃の巨人】The Final Season Part2 第82話「夕焼け」感想。フロック民大歓喜!そして、最後にはあの兵士が…」