前回はコチラ→「オタクがパチンコに行ったお話 Part②」
このシリーズを初めから読む「オタクがパチンコに行ったお話 Part①」
「1円パチンコ!そんなのもあるのか…」
かぐや様のパチンコを設置している店を探していると、店によっては1円のレートで設置している店もあるらしい。
1玉1円なので、勝った時の金額は少ないが長く打ち続けることができる。そして、長く打てればその分当たる確率も上がる。
後日、自分は1円パチンコを置いている店へと向かった。初めての時は入ることすら時間がかかったのに、2度目は迷うことなく店に入った。慣れって怖い。
来た時間が早いからか店内はガラガラで、幸い台も入口近くにあったのですぐに座ることができた。
勝利を目指して、挨拶に5千円札を突っ込んだ。こういう時は資金に余裕がある方が勝てるのだ。
1円だと200円分ずつ玉が排出される。しかも、1回あたりの玉の量が4円の1000円分と同等の量だ(主観)
早速回していると、あることに気づいた。
「あれ、前よりなんか回る?」
これが釘の調整というやつなのだろうか。少なくとも前打った時よりもヘソに入る割合が多い。
これならもしや…と期待を込めて玉を打ち続けるも、結局鳴かず飛ばずで3000円消費してしまった。
長く打てても1/319を引き当てねば大当たりにはならないのだ。
敗北が頭をよぎる中、4000円目に突入した時、ついに台に変化が訪れた。
突然画面内に早坂が現れ、保留変化が起きたのだ。ラーメン保留が藤原千花へ変わる。もしやこれが金保留というやつだろうか。
リーチになると同時に、見たことのない演出が始まる。
「かぐや様は気づかせたい」
かぐや様が初めてネイルをした時のエピソードである。ここで会長が彼女のネイルを褒めれば大当たりだ。
会長「四宮!その爪!か…か…」
「言え!褒めろ!可愛いと言えー!!」
と内心大声で応援していたら
会長「可愛いよ!!!」
言った。言いやがった!
まさか本当に当たるとは思わず一瞬固まってしまったが、それと同時に台がギュイーン!!と聞いたことの無い唸り方をし始め、かぐや様の「好きー!好きー!」コールが始まった。
初めて引けた大当たりに興奮していると「右打ちにしてください」とアナウンスが流れた。
ハンドルを思いっきり右に捻ると玉が右端まで飛んでいき、上皿に玉がジャラジャラと流れ始める。
しかし、このまま増えていけば上皿から玉が溢れてしまう。
周囲を見渡してもドル箱はありそうにない。アタフタとしていると「玉を抜いてください」と画面内にテロップが現れた。
せっかく大当たりを引けたのに、このままでは台がエラーを起こしてしまう。だがこのまま台を離れる訳にはいかない。
絶体絶命な状況の中、自分はとあることに気がついた。
オタクがパチンコに行ったお話 Part④に続く…
このシリーズを初めから読む「オタクがパチンコに行ったお話 Part①」
「1円パチンコ!そんなのもあるのか…」
かぐや様のパチンコを設置している店を探していると、店によっては1円のレートで設置している店もあるらしい。
1玉1円なので、勝った時の金額は少ないが長く打ち続けることができる。そして、長く打てればその分当たる確率も上がる。
後日、自分は1円パチンコを置いている店へと向かった。初めての時は入ることすら時間がかかったのに、2度目は迷うことなく店に入った。慣れって怖い。
来た時間が早いからか店内はガラガラで、幸い台も入口近くにあったのですぐに座ることができた。
勝利を目指して、挨拶に5千円札を突っ込んだ。こういう時は資金に余裕がある方が勝てるのだ。
1円だと200円分ずつ玉が排出される。しかも、1回あたりの玉の量が4円の1000円分と同等の量だ(主観)
早速回していると、あることに気づいた。
「あれ、前よりなんか回る?」
これが釘の調整というやつなのだろうか。少なくとも前打った時よりもヘソに入る割合が多い。
これならもしや…と期待を込めて玉を打ち続けるも、結局鳴かず飛ばずで3000円消費してしまった。
長く打てても1/319を引き当てねば大当たりにはならないのだ。
敗北が頭をよぎる中、4000円目に突入した時、ついに台に変化が訪れた。
突然画面内に早坂が現れ、保留変化が起きたのだ。ラーメン保留が藤原千花へ変わる。もしやこれが金保留というやつだろうか。
リーチになると同時に、見たことのない演出が始まる。
「かぐや様は気づかせたい」
かぐや様が初めてネイルをした時のエピソードである。ここで会長が彼女のネイルを褒めれば大当たりだ。
会長「四宮!その爪!か…か…」
「言え!褒めろ!可愛いと言えー!!」
と内心大声で応援していたら
会長「可愛いよ!!!」
言った。言いやがった!
まさか本当に当たるとは思わず一瞬固まってしまったが、それと同時に台がギュイーン!!と聞いたことの無い唸り方をし始め、かぐや様の「好きー!好きー!」コールが始まった。
初めて引けた大当たりに興奮していると「右打ちにしてください」とアナウンスが流れた。
ハンドルを思いっきり右に捻ると玉が右端まで飛んでいき、上皿に玉がジャラジャラと流れ始める。
しかし、このまま増えていけば上皿から玉が溢れてしまう。
周囲を見渡してもドル箱はありそうにない。アタフタとしていると「玉を抜いてください」と画面内にテロップが現れた。
せっかく大当たりを引けたのに、このままでは台がエラーを起こしてしまう。だがこのまま台を離れる訳にはいかない。
絶体絶命な状況の中、自分はとあることに気がついた。
オタクがパチンコに行ったお話 Part④に続く…