飲みからの帰り道、自分は酔いでふらつく足取りの中、ファミリーマートへ向かっていた。
入店する時には真っ暗だった空が、今では嫌になるほど明るい。眠気と酔いはピークを迎えていて、もはや路上ですら眠れそうだった。
しかし、〆のアレを食べなくては。
緑と白の看板が視界に入る。コンビニはいつ入っても同じ雰囲気、同じ光景でなぜか妙な安心感を覚える。
自分はレジ近くの棚から、あるものを手にとった。 そう、これこそが狙いのファミマの朝すばである。
この朝すば、150円という低価格なのに、しっかりと美味しい。さらに、カップ麺にありがちな乾麺ではなく生麺なのも個人的には嬉しかったりする。
お酒を飲んだ後の「ガッツリは食べれないけど、ちょっと小腹が空いた」時にこの朝すばはピッタリなのである。
レジ隣の給湯器でお湯を注ぎ、朝早くからやっているフードコートへ腰を下ろす。
カップ麺のように待ち時間がないので、お湯を注いだ瞬間すぐに食べられるのだ(嬉しい)
最初の1口目をすする、ほとんど味がしない。おそらく、まだ出汁がお湯に溶け切っていないのだろう。
だが、この無味加減がイイ。この優しい温かさがアルコール漬けになった身体に染み渡る。 このままだとただの白湯そばになってしまうが、2口目、3口目と食べていく頃には徐々に味が濃くなっていく。
そして、最後に飲む出汁が1番美味しいのだ。
朝すばを食べ終えた頃には、少し酔いもさめてきていた。
喫煙所で食後の一服をし、モノレール駅へと向かう。ホームには、朝早く出社するであろうサラリーマンや学生がポツポツと立っていた。
皆が会社や学校へ向かう中、1人だけふわふわな状態で帰路につく。 そんな小さな優越感を感じながら、電車に揺られ目を閉じていた。
入店する時には真っ暗だった空が、今では嫌になるほど明るい。眠気と酔いはピークを迎えていて、もはや路上ですら眠れそうだった。
しかし、〆のアレを食べなくては。
緑と白の看板が視界に入る。コンビニはいつ入っても同じ雰囲気、同じ光景でなぜか妙な安心感を覚える。
自分はレジ近くの棚から、あるものを手にとった。 そう、これこそが狙いのファミマの朝すばである。
この朝すば、150円という低価格なのに、しっかりと美味しい。さらに、カップ麺にありがちな乾麺ではなく生麺なのも個人的には嬉しかったりする。
お酒を飲んだ後の「ガッツリは食べれないけど、ちょっと小腹が空いた」時にこの朝すばはピッタリなのである。
レジ隣の給湯器でお湯を注ぎ、朝早くからやっているフードコートへ腰を下ろす。
カップ麺のように待ち時間がないので、お湯を注いだ瞬間すぐに食べられるのだ(嬉しい)
最初の1口目をすする、ほとんど味がしない。おそらく、まだ出汁がお湯に溶け切っていないのだろう。
だが、この無味加減がイイ。この優しい温かさがアルコール漬けになった身体に染み渡る。 このままだとただの白湯そばになってしまうが、2口目、3口目と食べていく頃には徐々に味が濃くなっていく。
そして、最後に飲む出汁が1番美味しいのだ。
朝すばを食べ終えた頃には、少し酔いもさめてきていた。
喫煙所で食後の一服をし、モノレール駅へと向かう。ホームには、朝早く出社するであろうサラリーマンや学生がポツポツと立っていた。
皆が会社や学校へ向かう中、1人だけふわふわな状態で帰路につく。 そんな小さな優越感を感じながら、電車に揺られ目を閉じていた。