ダーツ、それは円形の的に手投げの矢を当て得点を競うゲームである。

最近はダーツを置いているバーや娯楽施設に置いている場所も多く、1度ぐらいはやってみたことがある人もいるのではないだろうか。

かく言う自分は、友人に誘われたことがきっかけで最近ダーツにハマり始めた。
何が楽しいかって、矢を的に当てるだけというシンプルながら、奥が深いゲーム性だ。

正直、始める前はとりあえず真ん中(ブル)に当てればいいと思っていたのだが、当たる場所によって点数が決まるのだ。


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このように、当たる場所によって点数が決まっている。なので、とりあえず的にさえ命中すれば点数は入るのだ。

正直、自分は投げるのが苦手で、子供の頃にキャッチボールをすると暴投、転がってきたサッカーボールをサッカー少年たちに投げると明後日の方向に投げてしまいかえて手間をかけてしまうほどのノーコンである。

ダーツ初日も的に当てるまで少し時間がかかった。だが、徐々に的に当てる感覚を掴み、それに伴ってまぐれだがブルに当たる回数も増えてきた。

このブルに当たった時が1番気持ちがいい。
トン、と的に刺さった音、綺麗に真ん中に刺さった矢、台の効果音、全部が気持ちいい。気持ちよさのあまり脳がブルっと震えてしまう。

ちなみに、1度ブルを決めると黒閃を決めた虎杖のようなゾーン状態に入ることがある。先ほどまで全然入らなかったブルが、めちゃくちゃ当たるようになるのだ。3回中2回連続でブルに入った時なんか、脳汁でビシャビシャになってしまう。

とは言っても、上手い人達は狙ってブルに当てられるし、3回投げてすべてブルに入ることもある。彼らは一体どれだけの鍛錬を積んできたのだろうか。

ダーツで行うゲームは点数を0まで減らしていく「01」や純粋に得点を重ねていく「カウントアップ」がある。「クリケット」に関しては正直難しいのであまりやったことがない。

個人的に好きなのが数を減らしていく「01」だったりする。
このゲームの難しいポイントは数をきっちり0にしないと上がれないことだ。たとえば、残り10点で20点をとってしまうとやり直しになるのだ。

なので序盤に点数差をつけられても、最後の最後で追いつかれたり、逆転されることもある。まぁ自分は狙った場所にピンポイントで当てられないので上がれないことの方が多いのだが…

最近では快活クラブなどにもダーツを設置している所があるので、気になった方は1度遊んでみてほしい。