とむとむダイアリー

オタクの何気ない日常エッセイ。

2022年10月

自分はコールセンターで働いているのでデスクワーク、つまり座っている仕事だ。

座っている仕事と言っても、座りながら顧客の対応をしたりPCで処理をしたりとやることは色々ある。

だが、今日の仕事は文字通り"座っているだけのお仕事"だった。

どうやら特定の問合せ専用の窓口を担当する人がいないらしく、自分が今日1日1人で受付することになった。

難しい案件が多いので、少しブルーな気持ちで仕事を開始した。

来るであろう質問の対策やマニュアルを見返していると、いつの間にか15分立っていることに気づいた。

おかしい。普段なら10分以内に1回は電話が来る。 

まぁ担当しているのはその窓口オンリーなので、いつもより電話は来ないだろう。

これはチャンスだと思い、自分はそのまま質問対策とマニュアルをじっくり読むことにした。

そして、対策もマニュアルも見終えた時には時計は10時30分を指していた。

さて、電話は来ないに越したことはないが、ここまで電話が来ないと逆に不安になる。

もしや自分の電話機や回線に不具合があったのでは?と上司に尋ねたが、何も問題は無くそのまま待っていてほしいとのことだった。

しかし、何もすることが無い。
ここまで電話が来ないのだから、他の問合せを取らせるかと思いきや、上司は本当にこの窓口だけ担当させたいようだ。

一方、自分以外の人達は忙しそうに対応している。なんだか罪悪感すら感じる。

資料の整理や自分なりのメモを書きながら、なんとか昼休みに入った。

だが、真の戦いは午後からなのだった。

休憩明け後も一向に電話が鳴る気配が無い。いつもは忙しさで眠気が紛らわせているのだが、今日は睡魔が押し寄せてきた。

一応PCはあるのだが、業務以外のことには使ってはいけないので、見れるとしたら自社HPぐらいだ。

何度も見てきたHPだが、改めて見直して見るとまだ見たことないページや機能がある。自分は自社HPを穴が空くほど見て眠気を紛らわせた。 

たぶん世にいる「窓際社員」というのはこんな感じで1日を過ごしているのだろうか。いや、自分の場合は上司からの指示なので窓際とは違うが。

確かに顧客の対応もなくめちゃくちゃ楽だが、この膨大な時間を消費するのは大変だ。

なんとか16時がやってきたが、もう6時間以上電話が来ないのだから、今日は電話なんて無いだろう。徐々に自分の中から緊張は無くなっていった

それ以降はひたすらぼーっと過ごしていた。
元々リラックスした時はぼーっとしている事が多いのでお手の物だ。  

意外なことに今日やってきた暇つぶしの中でも、一番時間の流れを早く感じたのはこのぼーっと過ごす事だった。

気づいた時には定時10分前だった。
マジで8時間座り続けているだけの仕事だった。

これで給料を貰っていいのか?と不安になるが、一応電話が取れるように待機していたから指示された働きは果たしただろう。

それに最近は電話数が多かったりフロアのサポートに回り忙しかったので、たまにはこういう日があってもいいかもしれない。

明日からはしっかり働こう。




だがまぁ、今日みたいな日がずっと続くといいな〜というのが本音だったりする。

10月後半、徐々に寒さが増してきたが季節の変わり目を感じるのは気温だけではない。日の沈む早さも冬の訪れを感じる。  

1ヶ月前までは、18時を過ぎてもまだ空が明るかったのに、最近では18時はもう真っ暗だ。  

17時までは明るいのだが、18時になった瞬間一気に暗くなる。一体この1時間の間に何があったのだろうと思うぐらいだ。
 
自分も仕事が終わるのが18時過ぎなので、ビルを出た瞬間に外が真っ暗で驚く。「もう20時過ぎたんじゃ?」と錯覚するレベルだ。

なので、少し寄り道するだけなのに、なんだかとても遅くまで夜遊びしてたような変な罪悪感と早く家に帰らなくちゃという感覚になる。

だが、急いで帰ってきたとしても、時刻的には19時を少し過ぎた辺りなので得したような損したような妙な気分になるのだ。

10月でこんなに暗くなるのが早いのだから、12月になったらもっと早くなってるだろう。

だが、この寒空の下を歩く時間はあまり嫌いではない。個人的にやはり「冬は夜」だと思う。

チェンソーマンコラボZONEが発売されてしばらく経ったが、今日ついに入手することに成功した。

近所のコンビニやスーパーを探しても一向に見つからず「沖縄では売られてないのか?」と思ったが、職場近くのドンキで販売されていた。

おそらく最近入荷されたのだろう。派手な見た目なので遠目からでもすぐに分かった。

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もうね、パッケージからしてなんかオシャ(語彙力)
そして、商品名が「ZONE BLOOD」、血を飲むと回復するチェンソーマンの世界をモチーフにした商品なのだろう。

つまり、これを飲んで元気になることで疑似デンジ体験が出来るのだ。

しかし「BLOOD」というぐらいだから、味はけっこうキツいかもしれない。そう思って飲んでみると…

飲みやすい!!

メインの味は「グレープ」なのだが、グレープだけでなくドクペ(?)のような薬を混ぜたような味がする。

だが、甘さ自体が控えめだからかあっさりしていて飲みやすい。

自分はよくエナドリを最初はガブガブ飲んで、途中から甘さがキツくなりペースが遅くなるのだが、このZONEはすぐ飲み干してしまった。

エナドリの甘さに慣れてる人には物足りないかもしれないが、自分個人としては良い塩梅である。

これからしばらくZONEはこの味を飲んでしまいそうだ(ハマったのを飽きるまで飲み続けるやつ)

自分はよく平日の午前中に映画を観に行く。平日にしか休みが取れないというのも原因だが、意外と平日午前中の映画は自分的に快適でオススメだったりする。

まず1つが、人が少ないことだ
学生の頃は大体土日に行っていたので、いつも映画館は人が多く「映画館=人混み」だと思っていた。
自分は人混みが苦手なので、今まで映画を観に行こうと思っても「人が多いしな~」と敬遠していた。

だが、平日の午前中は大抵の人は仕事や学校に行ってる時間帯なので、土日に比べるとだいぶ人が少ない。昨日「ワンピース フィルムレッド」を観に行ったのだが、たぶん自分含めて観客は10人もいなかったと思う。人が少ないから、自分の好きな席を取りやすいし集中して映画を観ることができる。

そしてもう1つの理由が、午後に予定を入れやすいことだ。
映画ってだいたい1作品で2時間近くあるから昼や夕方に観ると、映画を観るだけで1日が終了してしまう。

しかし、午前中に観ればまだ昼前。午後に予定も入れられるから1日が長く感じられる。自分は昨日観終わったのが13時頃なので、その後に昼食、カラオケと他の予定も入れられた。

これらの理由から、平日午前の映画はわりとオススメなので気になった方は是非試してみて欲しい。
ちなみに自分はいつかレイトショーにも行ってみたかったりする。

先日、小学生の妹の運動会に行ってきた。
妹には父がいないので、実質自分が父ポジションである。

それにしても、運動会っていつぶりだろうか。
高校の体育祭以来なので、実質5年近くは経ってるだろうか。

自分は運動会は苦手だが、運動会を見るのは好きだ。なぜなら自分が矢面に立たなくて済むから。

だが、最近の運動会はコロナ対策と言うこともあり、自分達の世代よりも合理化されていて驚いた。

まず、入場行進が無い。先生が引率して運動場中央に集めるだけだ。
驚きのあまり「今の運動会って行進無いの!?」と口に出てしまった。

自分が小学生の頃は、開会式前の入場行進を何度も練習させられた。

やれ「腕をしっかり振ってない」「脚をしっかり上げてない」と細かく何度も指導されたものだが、やはりあの入場行進は大した意味は無かったらしい。

さらに、今回の運動会は組体操や騎馬戦が無かった。
運動会の名物的な種目だが確かに密になるし、怪我の恐れもあるから納得できる。

行われたものといえば、ダンス・リレー・エイサー・空手ぐらいだろうか。
必然的にプログラム自体も少ないので、13時頃には全日程が終了する。そう、お弁当を食べずに帰るのだ。自分はわりとコレに一番驚いた。

運動会の弁当は大抵豪華なので、小学生当時の自分はめちゃくちゃ楽しみにしていた。だが、最近の運動会はとにかくスケジュールがカツカツなのか昼食時間が無い。

こんな感じで、自分たちの世代とは運動会の流れがだいぶ異なっている。
もしかしたら、これから小学生達の間では「運動会の弁当…!?本当にあったんだ!」「組体操の巨大ピラミッドって親達のホラ話でしょ?」と、運動会恒例のモノは都市伝説みたいなものになっていくのではないだろうか(それはない)

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