とむとむダイアリー

オタクの何気ない日常エッセイ。

2022年05月

いよいよ今日が幼少期の記憶エピソード最後の3つめになる。
最後のこのエピソードは、正直、今までの2つよりも過去、もしかしたら1~2歳頃の記憶かもしれない。
その記憶は「夜の保育園」だ。

昔は夜でも子供を預かってくれる保育園があり、自分はたまにその園に預けられることがあった。
確か親を離れることでずっと泣いていたような記憶があり、ご飯すらもちゃんと食べなかったような気がする。キモがられるかもしれないが、おそらく寂しがり屋だったのだろう。

そして、消灯時間を迎える時に、園内のTVでカービィのアニメが流れていたのを覚えている。
だが、自分は昔からあまり眠らないタイプの子供だったので、少し緑かかった暗い部屋の天井を眺めていた。

緑かかっていたのは、たぶん出入口にある「非常口」の緑の蛍光灯が光っていたからだろう。
他の児童の迎えが来た時に、自分の迎えか?と思い出入口を見ていたので印象に残っている。

本当であれば親が迎えに来るまで起きていたかったのだが、迎えに来た時の記憶が無いので、おそらく寝落ちしてそのまま連れ帰ってくれたのだろう。

なので、自分としては妹はけっこう尊敬するレベルだ。なぜなら、保育園に連れて行った時に、泣いたり嫌な顔をすることがなかった。まぁ最近の保育園は夜の預かりは無く、大抵夕方までなのだが。

思い返してみると、自分の幼少期は怖がりで泣き虫だったらしい。今ではあまり泣くことは無くなったが、怖がりの部分はまだ残っているような気がする。

さて、昨日に引き続き過去の回想になるのだが、今日は2つめのエピソードについて語りたいと思う。
昔から変わらず怖がりの自分だが、そんな自分が子供の頃に一番怖かったものがある。

それは、家に飾られていた「ツタンカーメンの絵」だ。
今では家に絵画なんて飾らない我が家だが、昔はなぜかこのツタンカーメンの1つの絵が飾られていた。おそらく父が飾ったのだろう。

ツタンカーメンのあの無機質というか表情のないあの黒い大きな目と不釣り合いな金ピカなあのデザインが子供の頃はとにかく怖かった。

親に怖いという意思表示はしたと思うが、何故か全然その絵が片づけられることは無かった。
なので、家の中ではその絵を見ないように顔を伏せたり、目を逸らしていたことを今でも覚えている。

そんなツタンカーメンの絵だが、幼稚園や小学生になった頃には見なくなった。ちょうどその頃に引っ越しがあったので、その時に処分されたのだろう。

正直、ツタンの絵や写真は大人になった今でも少し苦手ではあるが、それでも子供の時よりはだいぶマシになった。しかし、最近シュメール人の絵画を見たとき、子供の時のあの恐怖感を思い出した。

もしかしたら自分は目が大きい絵が苦手なのかもしれない。

最近、妹が「昔は~~だったよね」と語ることが多くなった。
まだ6歳なのに、とても昔のことのように話す姿は微笑ましいが、確か幼少期の記憶ってこの時期ぐらいが鮮明に覚えているようで、中には生まれた瞬間のことを覚えている子もいると聞いたことがある。

自分の中にある幼少期の記憶ってなんだろうか。以前話した「ヤモリが苦手になった」エピソードも十分幼少期だが、その時は保育園児だったので、保育園児以前の記憶はあまり無い。

あったとしても、けっこう断片的というか写真の1枚のようにその光景しか覚えておらずエピソードと呼べるほどのものはあまりない。

だが、3つほど思い出せたエピソードがあるので、これから順番に話していこうと思う。

まず、1番鮮明な記憶と言えば、子供の頃に食べたケーキだと思う。
当時アンパンマンにハマっていた自分の為に、親がアンパンマンのケーキを用意してくれたのだ。

アンパンマンケーキの多くは、顔が茶色でチョコケーキだったりするのだが、自分の場合は顔が真っ白なケーキだった。

めちゃくちゃ美味しかったのは覚えているが、いまいち実際にどんな味だったのかは思い出せない。
たまにケーキ屋に寄ると「アンパンマンのあのケーキ売られていないかな」と探してみるが、一向に見つからない。もしかしたら、特注だったのだろうか。

ネットで調べてみると、似ているケーキの写真をいくつか見かけた。
どうやらそのケーキはアイスケーキらしく、言われてみればほんのりとバニラのような風味があったような気がする。だが、市販のバニラアイスではあの味は再現されない。

一番似ていたアイスがあったとすれば、以前イオンで売られていた「誘惑のバニラ」というアイスだ。食べた瞬間に当時の懐かしい記憶が蘇った。もう一度じっくり食べてみたいが、何故か最近見かけなくなったのが残念である。

なので、自分の将来の夢の1つに「子供の頃に食べたアンパンマンケーキをもう1度食べる」を加えている。

1つ目の記憶はこんな感じだ。残り2つに関しては明日また語りたいと思う。

以前久しぶりに晴れた空を見てから1週間ぐらい経ったが、やはりまだ梅雨は明けておらず、今日も雨が降っている。

といっても、とてつもない大雨が四六時中降っているのではなく、小雨~中雨程度が降ったり止んだりしているような状態だ。

しかも、雨が降っていても朝や昼頃は空が明るいので曇っているだけでは?と錯覚してしまう。

まぁ大雨がずっと続くよりマシではあるが、このどっちつかずな天気は少し困ってしまう。
昨日も、支払いを済ませるためにコンビニへ出かけたのだが、コンビニへ向かう時は雨は降っておらず空も曇っているが明るかった。

「晴れ男だしたぶん大丈夫だろう。」と自分の力を過信していた自分は傘を持っていなかった。いや、というより家に傘が無い。

大雨の時にコンビニでビニール傘を買うことがあるのだが、そういう時の雨って風も強いから買っては壊れ、買っては壊れを繰り返しているからだ。

さて、そんな慢心しきった状態でコンビニへ向かった自分だが、なんとコンビニが近くになるにつれてポツポツと雨が降り始めた。

霧雨?程度なので、特に問題は無かったが、コンビニで任務を完了した頃には中振り程度のそこそこ強い雨が降っていた。

コンビニから家までの距離は15分程度だが、おそらくこの雨の中を進むとずぶ濡れになるだろう。
かといって、傘を買うのは勿体ない。

自分はしばらく雨足が弱まるのを期待し、Lチキとコーラを買い店の前で雨宿りした。
その後、15分経った頃だろうか、先ほどの霧雨程度ではないが、少し雨足が弱まった。

この機を逃すと、次いつ弱まるか分からない。
自分は足早にコンビニから家へ向かった。待った甲斐もあり、思ったより濡れずに済んだが、この天気がいつまで続くのだろうか。

最近では外出時だけでなく、洗濯物も乾きづらいという支障も出ているので、梅雨前線様には一刻も早く、沖縄を通り過ぎて欲しいものである。

最近、邦画の恋愛作品の予告を見ると、なんだか彼氏/彼女が病気にかかったり、事故に遭って死亡してしまうような描写が多く見られる。

思えば、恋愛映画ってわりとどちらか片方が死んでしまう作品が多いのではないだろうか。

確かに、その方が物語としてはドラマが生まれるし、感動の作品として評価も高くなる。

それにしても、最近は輪をかけて片方が死んでいる。もはや監督・原作者はカップルに憎しみを抱いているんじゃないか?と思ってしまうほどだ。

無粋かもしれないが、自分の場合ヒロインが死んでしまうと泣かせに来るのを狙ってる感があって逆に冷めてしまう。

まぁ逆にカップルがずっと平和にイチャイチャしてる映画なんて、非リアの自分からすれば見ていても腸が煮えくり返るだけだが、あるのなら逆に見てみたい気持ちもある。

ちなみに自分は映画ではなく小説だが、有川浩先生の恋愛模様はわりと好きだったりする。

今度久しぶりに面白い恋愛小説・映画が無いか探してみようと思う。

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