とむとむダイアリー

オタクの何気ない日常エッセイ。

2022年04月

20歳になったばかりの頃、初めてビールを飲んだ日。期待して飲んだ一口目、思ったより苦い味に自分は衝撃を受けた。

苦い飲み物と言えば、普段からコーヒーを飲んで慣れているから問題ないが、今まで大人達が美味しそうにゴクゴク飲んでいる姿を見て「ビールは美味しいんだな」と思っていたから、実際の味とのギャップに衝撃を受けたのだ。

ちなみに、初めて飲んだビールは缶ビールである。
銘柄?種類?は覚えていないが、たぶん値段が安い品を買ったと思う。

それ以来「ビールはあんまり飲まなくていいかな~~」とチューハイやハイボールを飲むようになっていたが、初めてビールを美味しいと感じる時があった。

そう、居酒屋で飲んだ時である。

職場の人との飲み会に参加した時、皆がビールを頼む(とりあえず生でという風潮)ので、自分も空気を読みビールを頼むことにした。

居酒屋で出されるビールは大ジョッキだったので、飲みきれるかな…と心配しながら1口飲むとその美味しさに驚いた。

なんていうんだろう、スッキリした味というのだろうか。とりあえず、初めて飲んだ缶ビールよりも断然飲みやすい。気づいたらすぐに飲み干していた。

たぶん、ビールに対して苦手意識が無くなったのはこの頃からだと思う。
苦手意識が無くなってからは、お酒を買い込む際にビールも必ず数本買うようになった。

あれから気づいたが、居酒屋でなくても少し高い缶ビールであれば、けっこう美味しかったりするのである。

だが、ある程度飲めるようになったとはいえ、まだまだお酒は詳しくないので、皆様のオススメの品があればビール・チューハイetc…種類を問わず教えてほしい。

それにしても、最近の暑さは異常だ。というより、ジメジメ感からくる蒸し暑さが異常なのだ。
まだGWも始まっていないのに、まるで梅雨のような蒸し蒸し感がある。

そんな暑い日が連日続いているので、モノレールや職場はまだ4月だというのにエアコンをガンガンかけまくっている。

そして、ついに我が家内でもエアコンが解禁された。
一応、表向きは「エアコン試運転」ということになっているが、1度エアコンの快適さを味わってしまえば、もう後戻りはできない。

もうしばらく扇風機で暑さを凌ぐと思っていたが、自分の「そろそろ暑いしエアコンつける?」という半分本気、半分冗談の発言でつけることになったのだ。

再起動したエアコン、どれぐらい快適になるかとワクワクしていたら、早速変化があった。
エアコンのある部屋とリビングの間に、圧倒的温度差があった。

ぶっちゃけ、ボロいエアコンなので壊れていたらどうしよう…と心配する気持ちもあったが杞憂だったようだ。

ちなみに、我が家のエアコンは部屋の奥にあるので、なかなか冷気が家全体を回らない。
そんな時に活躍するのが扇風機である。

部屋とリビングの間に扇風機を置き、サーキュレーターとして冷気をリビングに送るのだ。

そして、起動してから数分後、ついに家全体が涼しくなった。
先ほどまでのジメジメした暑さは和らいでおり、だいぶ涼しくなったような気がする。

だが、今年はエアコンをつけた時期が早いので、おそらく10月頃までエアコンに頼る生活が続くだろう。心配な点があるとすれば、電気代の上昇だろうか…

そろそろ4月も終盤。新学期や進学を迎えた学生達は少しずつ環境に慣れ始め、友人ができた頃かもしれない。

かく言う自分も、たぶんこの頃には友人ができていたと思う。
自分はけっこう友人に恵まれたタイプだと思う。意地悪な人はいないし、皆優しい人ばかりだ。だが、思い出していれば、どのようにして友人を作ったのだろうか。

おそらく、普通に話しかけて、徐々に仲が深まって行ったような流れだった気がする。
ただ、自分の場合は「仲良くなれそうな人」がなんとなく分かる。この現象(?)は昔からよくあるのだが、高確率で仲良くなれる場合が多い。

そして、最初に仲良くなった友人の友人と仲良くなって…と、そこから徐々に交友の輪が広がって行ったような気がする。

あと、自分の場合、最初からオタク趣味をオープンにし過ぎないようにした。
もちろん、正直にオープンにした方が良いかもしれないが、最初にガチガチなオタトークしても引かれるかもしれないので、最初はフラットな感じを装っていた気がする。

そして、相手と徐々に仲良くなっていくと同時に、自分の趣味もオープンにしていくような、そんな流れだったと思う。

けっこうフィーリング的なので参考にならないと思うが、自分はこの方法で友人ができた。
だが、今急いで作ろうとしなくても、これから交流する機会や行事は沢山あるので、あまり焦り過ぎないのも大事なのかもしれない。

UFOキャッチャーというゲームには、景品以上にロマンが詰まっている。
自身の技量で、景品を手に入れる。もし上手く行けば、原価よりも安く手に入れる事も可能なゲームだ。

そんなUFOキャッチャーに、自分も一時期めちゃくちゃハマっていた時期があった。だが、あのゲームはもしかしたらギャンブルに近い負の要素が詰まっているゲームなのかもしれない…

確かハマっていたのは高校生の頃、たまたま近所のゲーセンでトースターをゲットした。かかった金額は1000円ちょいだっただろうか。

今まで「あんなゲーム取るのなんて無理」と諦観していた自分だったが”取れる場合がある”というのを知ってしまったのが、沼に落ちたきっかけだ。

それ以来、よくゲーセンに足を運んでは音ゲーではなくUFOキャッチャーにお金を使った。
調子が良い時は、1000円でお菓子や人形、複数の景品を手に入れる事もあったが、逆に調子が悪い時には3000円ぐらい使ってボウズな時もあった。

ただお金を無為に失っただけだったが「これはスキル(技術)を買っている」と無理矢理言い聞かせていた。

さらに恐ろしいのが「取れればセーフ」という考えだ。
既に原価以上の金額をつぎ込んでいても、取れなければ無駄に終わる。だが、取ることができれば少なくとも救いはあるのだ。もはやギャンブラーに近い思考である。

おそらく、のめり込んだ原因としてはYoutubeでプロの人が景品を乱獲している動画を見ていたのもあると思う。そのせいで「自分も真似をすれば取れるのでは?」と淡い期待を抱いてしまった。

しかし、自分には真似するだけの技量も無ければ、店や機種によってはアームの下がる位置や強度にも差がある。

「このままのめり込んでしまっては破産する」と感じた自分は、ゲーセン自体に近寄らなくなった。

その後、以前のようにのめり込むことは無くなったが、たまにゲーセンに寄った際にUFOキャッチャーが気になることがある。

そんな時はとりあえず100円だけ入れてみて、無理そうな台であればすぐに手を引くことにしている。
以前の経験から、つぎ込んだ金額が高ければ高いほど後に引けなくなるので、引き際が重要ということを学んだのだ。

あと、個人的に感じているのは「初心者でも絶対取れる!」と謳っている台は、逆に取れないようになっている気がする。あれはUFOキャッチャーではなく、USO(嘘)キャッチャーなのかもしれない。

自分はあまり財布を買い替えない。
よく母や妹は可愛い財布を見かけると買い替えるが、自分としては”お金を入れるものにお金を使う”というのが、あまりピンと来ないので基本同じ財布を使い続けている。

以前、東急ハンズでけっこう渋い財布を見かけた際に値段を見ると5000円以上もして驚いた。
「だとしたらまだ服を購入した方がいいな…」と思ってしまう。まぁ結局服も買わないのだが…

けど、流石にこの年で、バリバリと音が鳴るマジックテープの財布だったり、バッドボーイズの財布はけっこうキツいので、一応茶色の半財布を使っている。

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思えばこの財布、4~5年前ぐらいから使っているが、どこで購入したか覚えていない。
もしかしたら母が買ってきたのかもしれない。

だが、小銭の出し入れがしやすく、カードの収納量も多い。何よりポケットにも入りやすい丁度良いサイズなので重宝している。

もうしばらくはこの財布を使い続けると思うが、いつかは自分で好みの財布を見つけたいものだ。

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