皆さんこんばんわ!とむとむでござる~!今日は1/30に放送された【進撃の巨人】The Final Season Part2 79話「未来の記憶」の感想をお話ししていきます!ネタバレ含みますので、未視聴の方はご注意ください。
79話「未来の記憶」は原作120話「刹那(後半0.5話分)」と121話「未来の記憶(0.9話分)」を含む構成となっております。
ジークと接触を果たしたエレン。「道」内でエレンの真意が明らかになりましたが、それが父グリシャの洗脳であると思い込むジーク。彼は「始祖」の能力を使い、グリシャの記憶を見せることでエレンの洗脳を解こうとしますが…
今回は個人的に「明かされる”進撃の巨人”の能力」と「グリシャの凶行の真相」が見どころ。それぞれ順番に解説していきたいと思います!!
第79話(シーズン6 #4)「未来の記憶」のあらすじ
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
記憶ツアー
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
エレンを父の洗脳から救いたいと思うジークは、「始祖」の力を使いエレンと共に父の記憶を辿って行きます。
キャラの回想というのはよくある展開ですが、現代の人物達が実際にその記憶の軌跡辿っていくのは珍しい手法ですよね。 グリシャの記憶内で、子どもの頃のエレンが現れるのですが、今のエレンと比べると「お前誰や…」という状態になりました…
さらに、グリシャは壁が破壊されるだいぶ前から「レイス家」の根城を見つけ出していたこと、家族を巻き込むことを恐れ「始祖奪還」を中断していたことが判明。
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
その時、グリシャがエレンを抱きしめる描写があるんですが、一瞬赤ちゃんエレンが何かを凝視するようなカットがあるんですよね。
突然父に抱きしめられ驚いているようにも見えますが、赤ちゃんエレンの視線の先にはエレンとジークの姿が…
もしかしたら、エレンとジークの姿を見て驚いているのではないか?とも思ってしまいました。 そして、グリシャ変わり様見て、信じられないものを見たようなジークの表情も辛い。
今まで父から虐げられたジークからすれば、エレンに純粋に愛情を注ぐ父の姿は衝撃を受けますよね…「進撃の巨人」の能力
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
今まで長らく謎だった「進撃の巨人」の能力、その能力が「未来の記憶を見ることができる」ものだと明かされました。 今回、真相が明かされるまで「進撃」の能力について様々な考察がありました。
・何度も巨人化できる特性
・炎を操る事ができる(アニメの「女型の巨人」戦より)
・過去に戻れる
・唯一「始祖の巨人」の干渉を受けない
と、その考察は様々でしたが、まさか「未来の記憶を見る」ものだったとは…!
グリシャの前代継承者「エレン・クルーガー」の「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」の伏線もこの時の為だったんですね…
当時、自分はこのシーンを「何度もループした記憶が流れてきた」と思っていたんですが、これは「未来の記憶」が流れてきた影響だったんですよね~!レイス家惨殺の真相
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「グリシャがレイス家を惨殺し、始祖の能力を奪った」というのは以前から判明していましたが、今回「なぜグリシャがその凶行に及んだのか?」という新たな事実が判明しました。
グリシャはフリーダに「始祖」の能力で壁内に侵入してきた巨人を殲滅するように懇願します。 しかし、「不戦の契り」によりパラディ島の破滅を受け入れるフリーダ。グリシャは「未来の記憶」の通り、彼女から「始祖」の能力を奪い一族を抹殺しようとしますが、子どもを殺すことに対し躊躇します。
項垂れるグリシャに対し、エレンが記憶を介して「レイス家から始祖を奪う」ことを唆すのですが、この時のエレンがとにかく怖い…
実の父に冷徹な表情で詰め寄るエレン。妹、復権派、クルーガーの死を盾にし、進み続けるように洗脳する姿は見ていて「ヒエッ…」となりましたね…その時のエレンの冷たい声もまた怖い…
あと、個人的にこのシーンはフリーダもけっこう見所なんですよね。
フリーダの瞳の色って、本来は青色なんですが、「始祖継承者」としての役割を果たすときは紫色になるんですよ。
そして、グリシャとの問答の時の彼女の瞳は「紫色」で、彼の殺害を躊躇う時は本来の「青色」に戻っているんです。
自分達を襲ってきた相手でも、戦意を無くしたグリシャの殺害を躊躇う辺り、彼女の優しさが窺えるシーンになっていますよね…
あと、家族を置いて我先に逃げ出すロッド・レイスのクズっぷりよ…一応彼だけ逃げられたのは、真っ先に逃げだしたからではなく、エレンの指示によるものだと判明したけど、またもや株を下げてきました…グリシャの力の入り具合
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79話全体を見て思ったのが「グリシャの力の入れ方が凄い」ことなんですよね。
漫画ではあまり描かれなかった、彼の表情がほんと細かに描かれていると感じました。さらに、声優の土田大さんの演技も相当の迫力がありました。
・復権派の使命を中断し、涙ながらエレンを抱きしめる姿
・「地下室を見せてやろう」の声色と表情のアンバランスさ
・レイス家の殺害を葛藤する姿
など、原作よりもだいぶ力が入っていたと思います。 そして、一番ヤバかったのが「レイス家殺害後の狂喜乱舞」。あの狂ったような動きと、叫び声が本当に凄かった…ジークを抱きしめて今までの行為を謝罪する描写も原作よりもだいぶ力が入っていて、思わず自分も涙腺が緩みました…
戦争のディテールを描いたり、グリシャにフォーカスした演出にしたり、予想をいつも裏切ってくれるMAPPA様、マジでありがとうございます…まとめと次回の見どころ
以上が今回の解説・感想になります!
前回の78話の感想の記事で 「アニメ第2話でエレンが映っている」という伏線が回収されるのか?
と記載しましたが、特に回収されることはありませんでしたね…(血涙)
しかし、進撃の能力や、過去の新事実など新たに判明した情報が多く、とても見ごたえのあるエピソードになっていました。
そして、次回80話「二千年前の君から」ですが、これは進撃の中でも特に重要回になっています!!
第1話「二千年後の君へ」→第80話「二千年前の君から」
と、80話越しの伏線回収回になっています!
・グリシャにエレンを止めるように頼まれたジークはどう行動するのか?
・始祖ユミルとは一体何者なのか?
が語られる展開になっているので、次回もめちゃくちゃ楽しみです!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!また来週お会いしましょう~~!
前話78話「兄と弟」の感想はこちら →「【進撃の巨人】The Final Season Part2 第78話「兄と弟」感想。3つの兄弟」
79話「未来の記憶」は原作120話「刹那(後半0.5話分)」と121話「未来の記憶(0.9話分)」を含む構成となっております。
ジークと接触を果たしたエレン。「道」内でエレンの真意が明らかになりましたが、それが父グリシャの洗脳であると思い込むジーク。彼は「始祖」の能力を使い、グリシャの記憶を見せることでエレンの洗脳を解こうとしますが…
今回は個人的に「明かされる”進撃の巨人”の能力」と「グリシャの凶行の真相」が見どころ。それぞれ順番に解説していきたいと思います!!
第79話(シーズン6 #4)「未来の記憶」のあらすじ
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
弟は兄を拒み、兄は弟を見捨てなかった。救いたい思いだけ。たどり着いた果ての場所でエレンとジークはあの日の記憶とともに、父・グリシャの真実を知る
【進撃の巨人】The Final Seasonホームページより引用
記憶ツアー
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
エレンを父の洗脳から救いたいと思うジークは、「始祖」の力を使いエレンと共に父の記憶を辿って行きます。
キャラの回想というのはよくある展開ですが、現代の人物達が実際にその記憶の軌跡辿っていくのは珍しい手法ですよね。 グリシャの記憶内で、子どもの頃のエレンが現れるのですが、今のエレンと比べると「お前誰や…」という状態になりました…
さらに、グリシャは壁が破壊されるだいぶ前から「レイス家」の根城を見つけ出していたこと、家族を巻き込むことを恐れ「始祖奪還」を中断していたことが判明。
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
その時、グリシャがエレンを抱きしめる描写があるんですが、一瞬赤ちゃんエレンが何かを凝視するようなカットがあるんですよね。
突然父に抱きしめられ驚いているようにも見えますが、赤ちゃんエレンの視線の先にはエレンとジークの姿が…
もしかしたら、エレンとジークの姿を見て驚いているのではないか?とも思ってしまいました。 そして、グリシャ変わり様見て、信じられないものを見たようなジークの表情も辛い。
今まで父から虐げられたジークからすれば、エレンに純粋に愛情を注ぐ父の姿は衝撃を受けますよね…
「進撃の巨人」の能力
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
今まで長らく謎だった「進撃の巨人」の能力、その能力が「未来の記憶を見ることができる」ものだと明かされました。 今回、真相が明かされるまで「進撃」の能力について様々な考察がありました。
・何度も巨人化できる特性
・炎を操る事ができる(アニメの「女型の巨人」戦より)
・過去に戻れる
・唯一「始祖の巨人」の干渉を受けない
と、その考察は様々でしたが、まさか「未来の記憶を見る」ものだったとは…!
グリシャの前代継承者「エレン・クルーガー」の「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら使命を全うしろ」の伏線もこの時の為だったんですね…
当時、自分はこのシーンを「何度もループした記憶が流れてきた」と思っていたんですが、これは「未来の記憶」が流れてきた影響だったんですよね~!
レイス家惨殺の真相
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「グリシャがレイス家を惨殺し、始祖の能力を奪った」というのは以前から判明していましたが、今回「なぜグリシャがその凶行に及んだのか?」という新たな事実が判明しました。
グリシャはフリーダに「始祖」の能力で壁内に侵入してきた巨人を殲滅するように懇願します。 しかし、「不戦の契り」によりパラディ島の破滅を受け入れるフリーダ。グリシャは「未来の記憶」の通り、彼女から「始祖」の能力を奪い一族を抹殺しようとしますが、子どもを殺すことに対し躊躇します。
項垂れるグリシャに対し、エレンが記憶を介して「レイス家から始祖を奪う」ことを唆すのですが、この時のエレンがとにかく怖い…
実の父に冷徹な表情で詰め寄るエレン。妹、復権派、クルーガーの死を盾にし、進み続けるように洗脳する姿は見ていて「ヒエッ…」となりましたね…その時のエレンの冷たい声もまた怖い…
あと、個人的にこのシーンはフリーダもけっこう見所なんですよね。
フリーダの瞳の色って、本来は青色なんですが、「始祖継承者」としての役割を果たすときは紫色になるんですよ。
そして、グリシャとの問答の時の彼女の瞳は「紫色」で、彼の殺害を躊躇う時は本来の「青色」に戻っているんです。
自分達を襲ってきた相手でも、戦意を無くしたグリシャの殺害を躊躇う辺り、彼女の優しさが窺えるシーンになっていますよね…
あと、家族を置いて我先に逃げ出すロッド・レイスのクズっぷりよ…一応彼だけ逃げられたのは、真っ先に逃げだしたからではなく、エレンの指示によるものだと判明したけど、またもや株を下げてきました…
グリシャの力の入り具合
©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
79話全体を見て思ったのが「グリシャの力の入れ方が凄い」ことなんですよね。
漫画ではあまり描かれなかった、彼の表情がほんと細かに描かれていると感じました。さらに、声優の土田大さんの演技も相当の迫力がありました。
・復権派の使命を中断し、涙ながらエレンを抱きしめる姿
・「地下室を見せてやろう」の声色と表情のアンバランスさ
・レイス家の殺害を葛藤する姿
など、原作よりもだいぶ力が入っていたと思います。 そして、一番ヤバかったのが「レイス家殺害後の狂喜乱舞」。あの狂ったような動きと、叫び声が本当に凄かった…ジークを抱きしめて今までの行為を謝罪する描写も原作よりもだいぶ力が入っていて、思わず自分も涙腺が緩みました…
戦争のディテールを描いたり、グリシャにフォーカスした演出にしたり、予想をいつも裏切ってくれるMAPPA様、マジでありがとうございます…
まとめと次回の見どころ
以上が今回の解説・感想になります!
前回の78話の感想の記事で 「アニメ第2話でエレンが映っている」という伏線が回収されるのか?
と記載しましたが、特に回収されることはありませんでしたね…(血涙)
しかし、進撃の能力や、過去の新事実など新たに判明した情報が多く、とても見ごたえのあるエピソードになっていました。
そして、次回80話「二千年前の君から」ですが、これは進撃の中でも特に重要回になっています!!
第1話「二千年後の君へ」→第80話「二千年前の君から」
と、80話越しの伏線回収回になっています!
・グリシャにエレンを止めるように頼まれたジークはどう行動するのか?
・始祖ユミルとは一体何者なのか?
が語られる展開になっているので、次回もめちゃくちゃ楽しみです!
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!また来週お会いしましょう~~!
前話78話「兄と弟」の感想はこちら →「【進撃の巨人】The Final Season Part2 第78話「兄と弟」感想。3つの兄弟」