とむとむダイアリー

オタクの何気ない日常エッセイ。

2021年11月

今日、人生で初めて健康診断を受けてきた。
いや、人生初というと大袈裟かもしれない。一応、学生の頃に内科健診を受けたことがある程度で、社会人になってから初めての健康診断である。

だが、この健康診断、どんなことをするのかが全く分からない。
おそらく、心電図とか血圧を測るだけだろうと思い、”あること”が無いことを祈っていた。

そう、”注射”だ。

情けない話だが、22歳にもなって未だに注射が苦手なのだ。
なるべく注射を避けてきたので、今まで注射を受けてきた回数と言えば、おそらく10回にも満たないだろう。

念のため、職場の先輩に「採血とかありますかー?」と聞いたら、「たぶん無かったはず。」と言われ、内心少し安心していた。

そうして、訪れた健康診断当日。
申し込みをしたのが3ヶ月前。まだまだ来ないだろうと思っていたが、時の流れというのは早いものである。

いよいよ診断が始まる。最初はレントゲンからだった。
背筋を伸ばした状態で、なるべく息を吸い続けるようにと言われた。

ちょうど始まった時には、息を吸っている状態だったので、一旦息を吐かせてほしかったが、頑張って酸素が満タンの肺に、酸素を送り続けた。

その後、医師に「採血室」に移動するようにと言われた。
病院に着いた時から、なんとなく覚悟はしていたが、やはり注射は必要らしい。

採血室に移動し、呼び出されるのを待つ。まるで宣告待ちの気分だ。
注射を受けるのは小学生以来だ。内心バクバクしている反面、どこか落ち着いている自分もいた。

医師に呼ばれ、部屋に移動する。注射の際に腕を乗せる台があったが、自分としては処刑台のように見えた。処刑台に腕を乗せる。

看護師に「今まで注射で気分なったことはありますか?」と聞かれ、「小学生以来受けたことないので分かんないです…」と正直に答えたが、苦笑いされた。

その後も「採血の注射って、チューブ型なんですね」とか「腕の力抜いた方がいいですか?」とか、どうでもいいことばかり話していた。どうやら自分は恐怖を前にすると饒舌になるらしい。

針がいよいよ体内に侵入する。

痛ッッッッ…くない?
おそらく看護師の腕もいいのだろう。最初の一瞬のみチクっとしたが、それも1秒程度だ。

自分の血液が吸われていくのを眺める。何cc採られるのか分からないが、自分としては針の痛みより、徐々に紫色になる指先の方に意識が向いた。採血後は無事、元の色へ戻ったが、あれも血液採取の影響だろうか?

1番の難所、採血が終われば後は楽なもので、身長や心電図等、計測系しか残っていなかった。
個人的に驚いたのが、身長が175.0→175.6と、0.6cm伸びていたことだ。自分としてはあと5cm欲しいが、たぶん難しいだろう。

一通りの診断を終え、外に出る。歩いていると、フラフラするような感覚を覚えた。もしかしたら、血液量が減ったことが原因かもしれない。帰りが徒歩なので、何気に辛い。

と、いうことで、人生初の健康診断は無事終わりを迎えた。後は結果を待つのみ、まぁ大丈夫だと思うが、再検査にならないことを祈るばかりである。

皆さんこんばんわ!とむとむでござる~!
今日は先日放送されたプラチナエンド第7話【悪夢のタワー】の感想についてお話ししたいと思います!

あらすじ

連続殺人鬼少女Aを仕留めるため、グランタワー屋上を訪れた六階堂と明日(ミライ)。しかし、少女Aの行動は囮であり、彼女もろともタワーを爆破するメトロポリマン。 少女Aに接近し、爆破に巻き込まれた六階堂であったが、一命をとりとめる。しかし、明日達が安堵するのも束の間、メトロポリマンが彼らを襲撃する…

赤の矢VS白の矢

久しぶりのガチバトル回。今まで「作画がちょい微妙だよな…」とか思ってた自分をぶん殴りたい。疾走感のあるバトルシーンと翼と矢の攻防戦がめちゃくちゃ熱い回でした!

「人の死」を何度も目の当たりにした明日。極限状態となった彼は無我夢中でメトロポリマンに反撃するんですが、その戦闘方法が意外過ぎるんですよね。

通常、赤の矢も白の矢も、手のひらから対象に向けて射出。逃れる方法としては「翼」で逃げるしかないんですが、「矢」同士なら撃ち落とすことが可能ということが判明。

さらに明日が、矢を撃たずに翼で間合いを詰めて近接戦闘に持ち込むという…!今まで射出アイテムとしか思ってなかったから、まさかの戦闘方法で「おおおっ…!」ってなりました。

極限状態の彼の絶叫も相まって、なかなか迫力が出ていましたね! あと、これ今更なんですが、明日とメトロポリマンのスーツ。明日の色が赤、ポリマンのスーツが白と、互いが使う矢の色が対比に反映されているのに気づきました。エモい。

割れた顔

明日とメトロポリマンの戦闘に呆気にとられる六階堂。彼も自分ができることをしようと戦いに乱入。背後という至近距離からポリマンに発砲するけど、決め手にはならず、結局逃げられてしまいます。

しかし、その際に発砲の衝撃でヘルメットのマスクが破損。明日は逃走直前にメトロポリマンの顔を視認するんですが、この中身の人間、めちゃくちゃイケメン。 白髪でフワフワした感じの髪型で美形。ドストライクです。

まぁ視聴者は何度かポリマンの中身を見た訳だけど、作中の神候補に顔バレしてしまったのは今回が初ですよね! 顔の半分ぐらいしか見えてなかったけど、この顔から本人まで割り出せるのか、それとも何かしらの伏線か気になる所です。

感想

ガチの戦闘回となった第7話。少女Aの件もあって気づいたけど、ED映像でおそらくメトロポリマンの手下的キャラが描かれてたんですが、もう一人、日本刀を持ったキャラがいるんですよね。これからこのキャラが出場するのかな…!

個人的に、いつまでも覚悟が決まらずにクヨクヨしてる明日よりも、自分のエゴのために一貫した行動を見せるメトロポリマンの方がワイ的にポイント高い(小声)

次の8話はEDまでの引きから、花籠咲がメインの回になりそうですね! 「架橋君のことを好きになれない。」と酷いこと言う割には、一緒に同居したり嫌悪感示してないから、この発言の意味が回収されそうな気がしますね~!

あと、最近知ったけど、当作2クール放送らしいですね。1クールだと中途半端な所で終わりそうと思ってたので、めちゃくちゃ嬉しい。次回の放送を楽しみに待ちたいと思います~!ここまで見て下さりありがとうございました!

この世に生を受け22年。先日、ついに髪を染めてみた。
自分も22歳のナウでイケイケなメン。オシャレの1つにだって興味はある(今頃)

ということで、自分よりもオシャレ系に詳しい妹を頼り、近所のドラッグストアへ向かった。自分としては、初の髪染めなんだし、美容院とか行った方が良いと思っていたが

「美容室で~とか思ってたらいつまで経っても行かないし、逆に普通に染めたらどうなるのか試してみたい。」というのが妹談だ。

とりあえず、カラーリング剤が置いてあるコーナーを見る。色は様々あるが、赤だったり金だったり、派手な色が多い。流石に初めてにしてはハードルが高すぎる。

と、尻込みしていたら「あまり暗すぎても、染めた実感が湧かないから。」と、少し明るめの茶色のカラーリング剤を選んでもらった。

購入後、帰宅し汚れてもいい服装に着替える。
カラー液が服につくこともあるから、汚れてもいいような服がベストらしい。カラー液を調合していると、The薬品のような、鼻にツンとくる香りが漂う。

そして、調合したカラー液を髪や頭皮にゆっくりと塗っていく。
最初はひんやりしていたものの、徐々にとんでもない痛みが頭皮に押し寄せる。

「痛い痛い痛い痛い痛い」と久しぶりに悶絶するほどの痛み。兄の面子を崩さないために、なんとかこらえているものの、本当は全力で足踏みしながら痛がりたいレベルだ。

この時は忘れていたが、髪のカラーリングはめちゃくちゃ痛いというのを思い出した。
これがその痛みか。確かにクッッソ痛い。美容室に行ったり、自力でカラーリングしなくて良かったと思う。

美容室なら、この痛みに悶絶しながら平静をずっと保たないといけないし、かといって自力でやったら途中で投げ出してしまっただろう。

しかしまぁ、痛みにも少しずつ慣れがあるもので、塗り終わり放置する頃にはだいぶ痛みも引いていた。

30分頃経った後、シャンプーでカラーリング剤を落とし、ドライヤーで髪を乾かす。
その後に鏡を見て驚いた。ちゃんと茶色になっている…!

「垢ぬけ」という言葉があるが、おそらくこの事を言うのであろう。以前よりも少し若くなった気がする。

髪を染めた翌日、仕事に行った際にも、職場の人からも気づいてもらえ、反応もそこそこ良かった。協力してくれた妹には感謝である。

まだまだオシャレ初級者だが、今回の髪を染める経験で上級者への第一歩を踏み出せたのかもしれない。しかし、上級者への道のりはまだまだ長い。ワイの戦いはこれからなのだ。

皆さんこんばんわ!とむとむでござる~!
今日は米澤穂信著『ボトルネック』の感想についてお話ししたいと思います~!!

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作品紹介

亡くなった恋人を追悼するため、東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われれるように弾劾から墜落した…はずだった。ところが気が付くと見慣れた金沢の街にいる。 不可解な思いで自宅に戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。 もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。                            「ボトルネック」背表紙より引用

あらすじ

主人公「リョウ」は自殺した恋人の「ノゾミ」を弔うために、彼女が転落死した東尋坊を訪れる。 リョウの家庭は植物状態の兄、互いに嫌悪しあっている父と母と複雑な環境で、ノゾミの死の2年後にようやく弔いに訪れることができた。

しかし、到着した直後、彼に兄の死の知らせが届き、恋人の死の感傷に浸る間もなく、とんぼ返りの帰宅を余儀なくされる。 リョウは帰宅前にノゾミが転落したであろう場所を見つけ、手向けとして花を贈るが、同時に強風が吹き東尋坊の断崖から転落してしまう。

死を覚悟したリョウだったが、目を覚ますと金沢の街に戻っていると気づく。不可解な思いで自宅に戻ると、見知らぬ「姉」サキと名乗る人物が現れ、この世界がパラレルワールドであると知る。

さらに、この世界では、兄は生きており、両親の関係も良好。更に、死んだはずの恋人ノゾミが幸せそうに暮らしているなど、自身のいる世界よりも皆が幸せに暮らしていることに気づき…

感想

①パラレルワールド
まず序盤から主人公が崖から転落し、死んだと思ったらパラレルワールドに流れ着いたという展開。転生系とかにありがち展開だけど、この作品はひたすら重い。

この「リョウ」という主人公も、自分に臆病で、世界に絶望している人物なんですよね。そして、パラレルワールドの経験を通して、自分に自信を持ったり、何か変わるきっかけが掴めたりするのかな~と思いながら読んでいると、そんな事はない。

自分が生まれなかった世界は、自身の世界よりも皆が幸せという残酷な結果をひたすら突きつけられていくという酷な展開。 作中で度々「黒々とした雲」や「灰色の空」と暗い空模様が描かれていたけど、この空模様通りに内容もなかなか暗い陰鬱な印象を受けました。

②ミステリー
パラレルワールドだけでも十分面白いけど、それに「ミステリー」要素が加わったのが当作の面白い所。 「姉」のサキから出される、サキの世界とリョウの世界のどこが違っているのを調べる「間違い探し」。

なぜ、2つの世界は違ってしまったのか?という理由が明かされていくのも面白い所です。 個人的に見所なのが、恋人のノゾミの性格がリョウの世界では「感情の起伏が乏しく、無気力そうな性格」だったのに対し、サキの世界では「天真爛漫かつ傍若無人」と、正反対の性格をしている所。

けど、コレが実は物語の伏線になっているんですよね…! 特に、リョウとサキが東尋坊に向かう中の会話シーンは、今までの謎が紐解かれていく感じがあってめちゃくちゃ面白いです。その中で、ノゾミは本当に自殺だったのか?という新たな謎もまた生まれ始めて…!

考察

以下ネタバレ注意!!

ラストのリョウの結末なんですが「自殺説」と「生存説」、両方があり得そうな結末になっています。 けど、自分的には「自殺説」が濃厚なんじゃないかとも思っているんですが、まずはキーワードになる作品のタイトルの解説から。

まずこの作品のタイトル「ボトルネック」の意味なんですが、作中ではこのように解説されています。
【ボトルネック】瓶の首は細くなっていて、水の流れを妨げる。そこから、システム全体の効率を上げる場合の妨げとなる部分のことをボトルネックと呼ぶ。全体の向上のためには、まずボトルネックを排除しなければならない。
ノゾミの死の真相や、なぜ2つの世界で性格が違っているのか、また「間違い探し」の原因に気づき、自身こそが「ボトルネック」だったと知り絶望するリョウ。

すべてに絶望した彼が「もう死にたい」と思った矢先、パラレルワールドから現実世界へ呼び戻されます。

サキの世界を見せられた上で、現実世界に戻ってきたリョウは、「ボトルネックを排除するため」自殺を覚悟しますが、サキと思われる女性からの着信で、ほんの少しだけ生きる希望を抱きます。

しかし、その直後母からの「二度と帰ってこなくて構いません」という非情なメールが届き、このメールを見てリョウがうっすらと笑う所で物語の幕は閉じます。

「生きる希望」を持った矢先に、母からの非情なメール。おそらく、このメールでリョウの「生きる希望」は打ち砕かれて、諦めの笑みを浮かべたのではないかなぁ。と考察しています。

まとめ

最後まで陰鬱とした空気の中幕を閉じた当作。主人公のリョウは高校生。このぐらいの年って「自分じゃなければ」とか、「自分なんかいなければよかった」って思ってしまう時が度々ある時期ですよね。

漫画やアニメとかでも、「自分なんかいなければよかった。」と思う主人公は多いけど、彼らって最終的には立ち直ることが多い。

けど、この作品のリョウは最後の最後まで「自分」に対する希望を持てなかったという珍しい展開で、特に最後の結末は予想を見事に裏切られました。

ミステリー要素もめちゃくちゃ面白く、「間違い探しの」答えや理由をすぐには出さないことで、リョウと同じく「想像」し楽しむことができます。

ミステリーの内容面白いなと思っていたら、作者の米澤穂信先生は「氷菓(古典部シリーズ)」でも有名でしたね!(まだ読んでない)

今回の「ボトルネック」が良いとっかかりになった気がするので、このまま「氷菓」も見てみたいと思います~!ここまでお読み頂き、ありがとうございました!!

今大流行中のゲーム「ウマ娘プリティーダービー」、自分もただいま絶賛ドはまり中だ。
いつものようにネットでウマ娘の情報を眺めていると「ウマ娘シールグミ」が11月から全国で販売されると知った。

今まで「ビックリマンチョコ」とか「森羅万象チョコ」とか、お菓子の付属としてシールやカードがついてくる商品はあったが、まさかウマ娘で発売されることになるとは思っていなかった。

内容も、ウマ娘をデフォ化したシールが入っており、しかもイラストは全種描き起こしという力の入り様。「これは買うしかねぇ」と意気込み、いざ11月がやってきた。

どこにもねぇ…!

おそらく、今回のようなアニメ商品はコンビニに並ぶだろうと思い、早速ローソンへ向かった。しかし、置いてあるのはプリキュアグミのみで、ウマ娘のパッケージは見当たらない。

「まぁ沖縄だし、入荷に数日かかるのだろう。」と考え、1週間後、再度同じコンビニを訪れた。
まったくラインナップが変わっていない…

その後、このコンビニには置いてないだけ。と思い、別店舗のローソンを探してみることにした。
ちなみに、ローソンに絞って捜索していたのは、ただ単にローソンは他のコンビニチェーンと比べ、アニメとのコラボが多い店だからだ。(バイト経験者)

しかし、近所や職場の近くにあるローソンはすべて壊滅。見つかる事はなかった。
ローソンを諦めた自分は、ファミリーマートを探してみることにした。やはり置かれていない。

ここで、以前の「ごちうさリプトンコラボ」の悪夢が脳裏をよぎる。
このコラボは、全国販売を謳っていながらも「※沖縄は対象外です」と仲間はずれにしたのだ(血涙)

ウマ娘シールグミも同じような展開なのでは…?と思いつつ、公式サイトを確認する。幸い、沖縄が対象外のような文言は無かったが、どの店舗にも置いていない。

どこか販売店を確認する方法はないか?と考えていたら、セブンイレブンの販売店リストが見つかった。
なるほど、見落としていた。確かにセブンイレブンは最新の店舗が多く、新商品も多く取り扱っている可能性が高い。

早速、販売店に向かう。中には、ローソンやファミマで見かけないようなお菓子が多く並んでいた。「これは期待できる…!」と思いながら、お菓子コーナーを練り歩く。

ここにも無い…!

よもやよもやである。ここまで調べた上で置いてないとなると、もしや店側が置かないように仕向けているか、買い占められた可能性すら疑ってしまう。

心が折れそうではあるが、セブンの販売店リストとがあるので、今後は闇雲ではなくターゲットを絞って探す事が可能になるという希望は見えた。

神がいるなら、ワイの”グミ”が欲しいという意図を”汲み”とって、次行く店に置いていてほしいものである。また、この記事を読んだ沖縄の方。もし販売店を知っているなら教えて欲しいです(懇願)

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