今日、人生で初めて健康診断を受けてきた。
いや、人生初というと大袈裟かもしれない。一応、学生の頃に内科健診を受けたことがある程度で、社会人になってから初めての健康診断である。
だが、この健康診断、どんなことをするのかが全く分からない。
おそらく、心電図とか血圧を測るだけだろうと思い、”あること”が無いことを祈っていた。
そう、”注射”だ。
情けない話だが、22歳にもなって未だに注射が苦手なのだ。
なるべく注射を避けてきたので、今まで注射を受けてきた回数と言えば、おそらく10回にも満たないだろう。
念のため、職場の先輩に「採血とかありますかー?」と聞いたら、「たぶん無かったはず。」と言われ、内心少し安心していた。
そうして、訪れた健康診断当日。
申し込みをしたのが3ヶ月前。まだまだ来ないだろうと思っていたが、時の流れというのは早いものである。
いよいよ診断が始まる。最初はレントゲンからだった。
背筋を伸ばした状態で、なるべく息を吸い続けるようにと言われた。
ちょうど始まった時には、息を吸っている状態だったので、一旦息を吐かせてほしかったが、頑張って酸素が満タンの肺に、酸素を送り続けた。
その後、医師に「採血室」に移動するようにと言われた。
病院に着いた時から、なんとなく覚悟はしていたが、やはり注射は必要らしい。
採血室に移動し、呼び出されるのを待つ。まるで宣告待ちの気分だ。
注射を受けるのは小学生以来だ。内心バクバクしている反面、どこか落ち着いている自分もいた。
医師に呼ばれ、部屋に移動する。注射の際に腕を乗せる台があったが、自分としては処刑台のように見えた。処刑台に腕を乗せる。
看護師に「今まで注射で気分なったことはありますか?」と聞かれ、「小学生以来受けたことないので分かんないです…」と正直に答えたが、苦笑いされた。
その後も「採血の注射って、チューブ型なんですね」とか「腕の力抜いた方がいいですか?」とか、どうでもいいことばかり話していた。どうやら自分は恐怖を前にすると饒舌になるらしい。
針がいよいよ体内に侵入する。
痛ッッッッ…くない?
おそらく看護師の腕もいいのだろう。最初の一瞬のみチクっとしたが、それも1秒程度だ。
自分の血液が吸われていくのを眺める。何cc採られるのか分からないが、自分としては針の痛みより、徐々に紫色になる指先の方に意識が向いた。採血後は無事、元の色へ戻ったが、あれも血液採取の影響だろうか?
1番の難所、採血が終われば後は楽なもので、身長や心電図等、計測系しか残っていなかった。
個人的に驚いたのが、身長が175.0→175.6と、0.6cm伸びていたことだ。自分としてはあと5cm欲しいが、たぶん難しいだろう。
一通りの診断を終え、外に出る。歩いていると、フラフラするような感覚を覚えた。もしかしたら、血液量が減ったことが原因かもしれない。帰りが徒歩なので、何気に辛い。
と、いうことで、人生初の健康診断は無事終わりを迎えた。後は結果を待つのみ、まぁ大丈夫だと思うが、再検査にならないことを祈るばかりである。
いや、人生初というと大袈裟かもしれない。一応、学生の頃に内科健診を受けたことがある程度で、社会人になってから初めての健康診断である。
だが、この健康診断、どんなことをするのかが全く分からない。
おそらく、心電図とか血圧を測るだけだろうと思い、”あること”が無いことを祈っていた。
そう、”注射”だ。
情けない話だが、22歳にもなって未だに注射が苦手なのだ。
なるべく注射を避けてきたので、今まで注射を受けてきた回数と言えば、おそらく10回にも満たないだろう。
念のため、職場の先輩に「採血とかありますかー?」と聞いたら、「たぶん無かったはず。」と言われ、内心少し安心していた。
そうして、訪れた健康診断当日。
申し込みをしたのが3ヶ月前。まだまだ来ないだろうと思っていたが、時の流れというのは早いものである。
いよいよ診断が始まる。最初はレントゲンからだった。
背筋を伸ばした状態で、なるべく息を吸い続けるようにと言われた。
ちょうど始まった時には、息を吸っている状態だったので、一旦息を吐かせてほしかったが、頑張って酸素が満タンの肺に、酸素を送り続けた。
その後、医師に「採血室」に移動するようにと言われた。
病院に着いた時から、なんとなく覚悟はしていたが、やはり注射は必要らしい。
採血室に移動し、呼び出されるのを待つ。まるで宣告待ちの気分だ。
注射を受けるのは小学生以来だ。内心バクバクしている反面、どこか落ち着いている自分もいた。
医師に呼ばれ、部屋に移動する。注射の際に腕を乗せる台があったが、自分としては処刑台のように見えた。処刑台に腕を乗せる。
看護師に「今まで注射で気分なったことはありますか?」と聞かれ、「小学生以来受けたことないので分かんないです…」と正直に答えたが、苦笑いされた。
その後も「採血の注射って、チューブ型なんですね」とか「腕の力抜いた方がいいですか?」とか、どうでもいいことばかり話していた。どうやら自分は恐怖を前にすると饒舌になるらしい。
針がいよいよ体内に侵入する。
痛ッッッッ…くない?
おそらく看護師の腕もいいのだろう。最初の一瞬のみチクっとしたが、それも1秒程度だ。
自分の血液が吸われていくのを眺める。何cc採られるのか分からないが、自分としては針の痛みより、徐々に紫色になる指先の方に意識が向いた。採血後は無事、元の色へ戻ったが、あれも血液採取の影響だろうか?
1番の難所、採血が終われば後は楽なもので、身長や心電図等、計測系しか残っていなかった。
個人的に驚いたのが、身長が175.0→175.6と、0.6cm伸びていたことだ。自分としてはあと5cm欲しいが、たぶん難しいだろう。
一通りの診断を終え、外に出る。歩いていると、フラフラするような感覚を覚えた。もしかしたら、血液量が減ったことが原因かもしれない。帰りが徒歩なので、何気に辛い。
と、いうことで、人生初の健康診断は無事終わりを迎えた。後は結果を待つのみ、まぁ大丈夫だと思うが、再検査にならないことを祈るばかりである。