ついに、ワイが7年以上追い続けた漫画「進撃の巨人」の最終巻が本日発売されました。
ワイの地域は輸入の都合上、発売が2~3日遅れなので、先に電子版で結末を見届けたでござる。

今日は最終巻を読んだ感想について語っていきます!!
※以下よりネタバレ注意

大まかな内容は本誌と同じだけど、大きな違いは「8Pの加筆ページ」

①「ミカサとユミルの対話」
このシーンで気になったのは「初代フリッツ王が死に、ユミルと娘たちが生き残る」描写。
本来ユミルはフリッツ王を守るため身代わりになり死亡。巨人の力を失わないために、フリッツ王はユミルの娘達に母の亡骸を食べるように仕向けます(グロい)

加筆の描写では、ユミルが生き残っているため「ユミルの代で巨人の力は消滅。死後誰にも引き継がれなかった。」可能性が高く、その過去改変の影響で巨人の力がユミルの民から消えたのでは?と考察しています…!


②「歴史は繰り返す」
単行本は本誌の最終回、その後の世界が描かれています。
ジャンとミカサが結婚、子どもと一緒にエレンの墓を訪れている描写。ジャンと結婚し、子どもも生まれたけど、エレンの事を生涯思い続けているのはエモい…!良かったねエレン…!
パラディ島も技術が発展し「高層ビル」や「自動車」が存在していました。

時は流れ、ミカサは老衰(?)で死亡。その後、パラディ島は世界から「地ならし」の報復を受けます(壊したな…!!エレンの残した平和を!←)

「被害者と加害者の立場の逆転」が進撃のテーマではありますが、最後の最後で持ってくるとは…!
一時の平和があっても、憎しみ・報復の連鎖は止まらない。歴史は繰り返すを体現した描写だけど、これは辛すぎる…!


③「あの丘の木」
数百年、数千年経ち破壊され尽くした荒廃したパラディ島。その中で1人の少年が天にまで届きそうな木を見つけるシーンで、進撃の巨人は最終回となりました。
その大樹が、エレンの居眠りしていた「あの丘の木」です。

最終話タイトル「あの丘の木に向かって」は、仲間達だけが向かうのではなく、あの少年が木を発見する意味でもあったんですね…!

かつてユミルが巨人の力を得た時の木と同じく、少年が見つけた木にも根元に大きな穴がありました。
これが巨人の力がまた復活することを意味するのかは分かりませんが、進撃にぴったりな最終回だったと思っています。


④スクールカースト
今まで単行本オマケの嘘予告「進撃のスクールカースト」で衝撃的な発言がありました。

映画の感想語る時に
「信じらんねぇよな100年前 本当に巨人がいたなんて。」「あの3人の幼馴染も実在していたらいいのにね。」

と発言がありました。これはスクールカーストと本編がリンクしていることを意味してるんだよね!!(関暁夫)

思い出すと、エレンの未来の記憶の中で、とても小さくスクールカーストのコマが描かれていたんですよねぇ…!ここから伏線だったとは…!

今まで熱中していた作品の最終回、最終巻をリアタイで見届けたのはワイの漫画人生の中で大きな思い出です。ほんと進撃に出会えてよかった(号泣)
サンキュー進撃。(地獄は)フォーエバー進撃。