Part①はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part①
Part②はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part②
Part③はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part③
Part④はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part④
Part⑤はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part⑤
Part⑥はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part⑥
Part⑦はコチラ→オタクがコンカフェに行って来た話 Part⑦

ネカフェのフラットシートで仮眠を取り、目を醒ますと時計は7時半を指していた。
3~4時間しか眠れていないので、睡眠不足ではあるが妙に目は冴えていた。喉の渇きと完全に目を醒ますため、自分はドリンクバーでコーヒーとアクエリアスを淹れてきた。
自分の上着を毛布代わりにして寝ていたので、冷え気味の身体にホットコーヒーが染み渡る。

本当ならもう少し眠っていたいが、自分はなるべく早めにこのネカフェを出なくてはならない。
なぜなら、このネカフェは自分の職場の近くにあるネカフェだからだ。

通勤ラッシュの時間になると、職場の人とばったり出くわす可能性がある。
一応、休みではあるので堂々と帰れるのだが、職場の人と会ったら「あれ、とむ君出勤時間近いのに帰ろうとしてる。何かあったのかな?」と思われるかもしれない(自意識過剰)

早々にコーヒーとアクエリアスを飲み干し、店を後にした。
7時になったばかりなので、まだ外は少し薄暗い。お酒が残っていたり、二日酔いになっていないか心配だったが、全然そんなこともなさそうだ。

少し眠気は感じるし、まだ楽しかった時の余韻が残っているのか頭がほわほわする。
これが”朝帰り”の感覚なのだろうか。ついに自分も朝帰りデビュー。陽キャの仲間入りである。

幸い、職場の人に出会う事も無く、無事に駅に辿り着けた。
自分が駅に着いた時間がちょうど通勤ラッシュの時間だったので、ホームはサラリーマンで溢れかえっている。

「フフフ…君たちが出社する中、自分は家に帰って二度寝するんだよ…」
と謎の優越感を感じながら家に帰った。

家に着くと、バッテリーが切れたかのように一瞬で眠りについた。やはりネカフェよりも家のベッドが一番寝心地が良い。自分はそのまま16時過ぎまで眠りこけていた。


こうして自分の初のコンカフェ体験は終了した。あの日は本当に濃い一日を過ごす事ができた。
ただ、やっぱり一度行った時にかかる金額が相当なので、のめり込んだら確実に破産する。2~3ヶ月に一度のペースでなら行っても大丈夫かもしれない。

もし、この記事を読んで「コンカフェに興味がある」「コンカフェ行ってみたい!」と思う方がいるなら是非行ってみてほしい…!きっと楽しい体験ができると思う…!