一昨日の朝、気持ちよく目覚めることができた。 
外に出てみると、寒すぎない快適な気温だ。自分はその時「本当に明日寒波なんてくるの〜ww」となめていた。  

それが嵐の前の静けさとも知らずに…

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目を醒まして見ると風が強く、隙間風がビュービューと家の中で鳴っていた。強風で雨粒が窓に叩きつけられている。

自分は布団をかぶりながら、試しに窓を開けてみることにした。すると、一気に寒気が部屋の中に舞い込んできたのだ。  

急いで窓を閉めて、再び布団の中に丸くなる。
しかし、その日は仕事なので否が応でも布団から出ないといけない。

朝シャワーを浴びることで多少家の中の寒さもマシになったが、やはり外に出ると極寒地獄だ。

雨の勢いは小雨程度だが、とにかく風が強い。 
自分はあえて傘をささずに職場へ向かった。おそらく、傘をさしたら一瞬でおちょこになってしまうだろう。

だが、小雨程度とはいえ体が濡れるのでさらに寒気が強くなる。沖縄の場合、この雨と風が寒さを増大させている気がする。

奥歯をガタガタ言わせながら職場に着き、なんとか助かった。職場は暖房が効いているのか暖かい。

仕事中は寒さをほとんど感じずに過ごすことができた。

そして、仕事を終えてビルを出るとまたもや極寒地獄が待ち構えていた。

朝に比べると少し陽の光があるのに、気温の低さと冷たい風が体を襲う。

いつもなら数駅歩いて帰るのだが、この寒さに身の危険を感じた自分は家に直行で帰ることにした。

正直、自分はこの"寒波"をなめきっていたわけではない。
その日は下にYシャツ、上にセーター、さらにコートを羽織って、自分なりの防寒対策をしたはずだった。

それを上回るほどの寒さを「看破(カンパ)」できなかったのはまさに「完敗("カンパ"イ)」である…

願わくば早くこの寒波が通り過ぎてほしい。