前回までのあらすじ
友人達の集合に1時間も寝坊したとむとむ。なんとか合流を果たした彼は、友人達と共に名護の神社へ向かうのだった。


友人と合流を果たしてからは、車で目的地の名護へ向かうことになった。
名護に向かう理由は”初詣”である。那覇辺りの神社はどこも混みあっていそうだし、どうせならあまり行った事の無い名護方面の神社にしようという話になったのだ。

ちなみに、その日は6人で集合し内2人が車を持っているため、3対3に分かれ出発した。
出発地点が南部辺りなので、名護へは1時間以上かかる。

しかし、久しぶりに会う友人との近況報告や会話などで、名護へ着くのはあっという間だった。
なんだが、久しぶりの青春を味わっている気分である。

名護は街から外れると山道や獣道が多く、神社に着く直前に道に迷い、「落石注意」という看板が立った細い獣道に入った時はビックリしたが、ちょっとしたアクシデントも旅の醍醐味だろう。

この神社は、一番下から坂や階段を徒歩で登ることもできるし、本殿近くまでを車で登ることもできる。

車で坂を上っていると、別行動だった友人達が徒歩で坂を登っており、自分達を恨めしそうに見ているのに不覚にも笑ってしまった。

そして、自分達も車を降りいよいよ本殿前に辿り着いた。
本殿前にはThe・神社というような長い階段が続いていた。

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「トレーニングで鍛えてるから余裕だろう」、そう思っていた時期が自分にもありました。

超しんどかった

途中から太ももが震え始め、後ろにいる友人に尾てい骨を押してもらいながら登ることになった。

「尾てい骨を押されると体が反射的に階段を登る」というのは本当らしい。

だが、手を離された瞬間に倍の疲労感が脚に押し寄せ、登り切った後には足が小鹿のように震えていた。面白い感覚だったが、今後は下半身も重点的に鍛えようと思う。

本殿から下の景色がこんな感じである。

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丘の上にある神社なので、名護が見渡せる絶景スポットだと思う。

一通りお参りを済ませた後、「おみくじが引きたい」ということで、この神社からそう遠くない別の神社へも行ったのだか、1件目の神社の静寂が嘘のように、人でごった返していた。

近くにある神社同士なのに、ここまで参拝客の多さに違いがあるのか…と思いながら、こちらでもお参りを済ませた。ちなみに、おみくじの結果は小吉だった。