夜の9時、今日もヤツが部屋に現れた。
そう、ヤモリだ。

以前ヤモリの話題を投稿したので、知ってる方もいるかもしれないが、自分は幼少期のトラウマからヤモリが大の苦手なのだ。

さて、このヤモリなのだが、なぜか夜の9時台に天井に必ず現れる。

初めて見た時には、何か天井の染みかと思ったのだが、凝視していると俊敏な動きで逃げていく様子があり、ヤモリだと気づいたのだ。

ちなみに、なぜ動くまで気づかなかったのかと言うと、単に自分が部屋の電気をつけないタイプだからだ。

一応とても小さいヤモリなので、そこまで怖くはないのだが、やはり苦手なものは苦手だ。

それに気づいてから、今の所毎日同じ時間帯になると天井に現れる。

そして、彼は不思議なことに、自分が存在を認知した瞬間に逃げ出すのだ。

自分の部屋は電気はつけておらず、天井からベッドとの距離も離れている。

しかも、目も合っていないはずなのに、急に逃げ出すのだ。

視界の隅で捉えたり、認知していない時には全然動かないのだが、じっと見た瞬間に動き出すのである。

もしかしたら彼は、相当目が良くて自身が見られていることに気づいてる。もしくは、何か人間の発する気配に気づいているのかもしれない。

この変なメカニズムに不思議さは感じるが、願わくば大きくなる前に部屋から立ち去って欲しいものだ。