皆さんこんばんわ!とむとむでござる~!今日は2/20に放送された【進撃の巨人】The Final Season Part2 82話「夕焼け」の感想をお話ししていきます!ネタバレ含みますので、未視聴の方はご注意ください。

82話「夕焼け」は原作125話「夕焼け(1話分)」の構成となっております!

壁の崩壊と同時に、結晶体から解放されたアニ。彼女はどう行動するのか、
そして、義勇兵を拘束したフロックの真の目的とは…ラストにはあのキャラが復活!!

個人的に今回の見どころは「アニの復活」「フロックの行動」の2つになります!それぞれ順番に解説していきたいと思います!!

第82話(シーズン6 #7)「夕焼け」のあらすじ

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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

人々の混乱の中、かつては友であり、そして敵だった人物が目を覚ます。止まっていた時は進み、すべては変わった。そうなった時、選ぶのは……。【進撃の巨人】The Final Seasonホームページより引用

アニの復活

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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

壁の崩壊の影響で、怪我人の保護や島民の暴動を防ぐべく動き出す憲兵団。
かつて、アニの同期だったヒッチは住人を保護する最中、復活したアニと再会します!

今回久しぶりに登場したヒッチですが、今までの性格が嘘のように、憲兵として動いていました。声も「声優さん変わったかな…?」と思うぐらい大人びた声…!

さらに、アニを発見した時も、弱っていたとはいえ元々高い戦闘力を持つ彼女を背負い投げできたのも衝撃で、彼女の成長が垣間見えた描写が多くてグッときました。

あと、個人的気になっていたのが 「アニを拘束した際に、部下を誤魔化す」シーンがあるんですが、今にも部屋に入ってきそうな部下を、どう誤魔化したのかずっと気になってたんですよね…! アニメで補完されるかな?と思ったら、特にされなかったのがちょっと残念…!

そして、久しぶりに登場したアニ。
髪を下ろしていて、昔よりも若返って見えるけど、ヒッチの「自身の目的のために踏みつぶされた人々の死体を見てどう思うのか?」という問答で、精神的な成長を感じました。

また、自身の罪を認める時に、瞳のズームインが入るオリジナル描写も、彼女が罪を認めたのと、父の元へ帰るという決意が現れている味わい深いシーンになっていたと思います。

すれ違い始める104期生

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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

エレンを助けるために、団結した104期生達。しかし、エレンの地ならしの後、再び彼らはすれ違い始めます。

・「顎の巨人」を継承したファルコを母に食わせようと単独行動を取るコニー
・「地ならし」の現状を受け止め、昔の自分に戻ってもいいのかと戸惑うジャン
・マーレとの関係の悪化を防ぐためにコニーを追うアルミン
・エレンを止めるべきか迷うミカサ


と、4人それぞれがすれ違い始めます。 特にアルミンがミカサに八つ当たりするシーンは幼馴染組なだけあって辛い…

この時のアルミンの「生き残るべきは、僕じゃなった」の時の表情も、原作よりも思い詰めた表情になっているんですよね…原作では自嘲的な表情だったけど、アニメでは本当に悲痛な表情になっています…

けど、アルミンのこの発言は、必死に彼を助けようとしたミカサの前で、一番言ってはいけない発言だと思うんですよね…!何よりエルヴィンに対しても失礼。

普段の彼なら、それぐらい分かると思うんですが、それでも言ってしまった辺り、相当憔悴しきっているのだなと感じました。

フロックの演説


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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

ありがとうMAPPA。ありがとう小野賢章。 今回は、全フロック民が楽しみにしていた回だったと思うんですが、予想を上回るぐらい素晴らしい演説になっていました…(感謝)

義勇兵を拘束し、エレンが始祖の力を掌握するという真の計画を明かしたフロック。指導者を失い、故郷を失ってもなお、エルディア帝国の為に協力してくれる者を義勇兵の中から募ります。

もうね、ヤバイ。めっちゃイケメンに描かれているし、小野さんの演技も凄いの(語彙力) そして、ちょっとウザさを感じるような自己陶酔的言動。かつて特攻前にビビリ散らかしていたフロックはどこへ行ったんや…

あと、今回面白かったのが、義勇兵とフロックのセリフが被さっていたことなんですよね。

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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」

義勇兵:「ふざけるなクソ野郎!誰がお前なんかに」
フロック:「彼に敬意を!」


ってセリフが被さっているんですよ…! 聞き逃したのかな?と思ったけど、あえてセリフを被せるという細かい演出をする辺り、MAPPAにはフロックファンがいるに違いない。

しかも、原作のように淡々とした言い方ではなく、本当にこの兵士に対して敬意を持ったような言い方になっていたんですよね。

その後の「誇りに死ぬことはない。いいじゃないか屈したって。」ってセリフもめちゃくちゃ良いんですよ…!

この発言、義勇兵のことを侮辱してるんじゃなくて、自身がかつて、誇りの為に死にかけた苦い経験から出た言葉なんですよね…! 

そして、ジャンに対して「もう戦わなくていい」と戦闘から遠ざけ、自分がエレンの代弁者として、パラディ島を守るという覚悟が決まっている男なんですよ!!

このシーンに気合を入れてくれた制作陣営に心臓を捧げます…!

ついにあの兵士が…!


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©諌山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

82話Cパート(?)にて、76話から安否が不明だったハンジとリヴァイ兵長が再登場しましたね!!!

リヴァイが爆発に巻き込まれて半年、76話で瀕死の状態で発見されてから1ヶ月以上… ここまで長かった…

あのリヴァイが死ぬわけがないと思っていても、76話であんなボロボロな姿を見たら内心不安になりますよね…自分も原作を読んでいた時、しばらく彼の安否が心配でヤキモキしていた記憶があります。

ただ、生きていても、今までのように戦うことが困難なのは、馬車にひかれる彼の姿で分かってしまってショックを受けました…!

マーレ軍残党ピークとマガトの前に姿を現したハンジ。 何を目的に彼らに近づいたのかは、おそらく次回描かれると思います!

あと、これは自分だけかもなんですが、個人的にリヴァイよりもハンジがいる時の安心感が凄い…!彼女ならなんとかしてくれる…!ってイメージが自分の中でデカすぎるんですよね…!

まとめと次回の見どころ

戦闘回が終了し、キャラ一人一人の行動や心情が描かれた82話「夕焼け」。

今回はもう1つの見どころが「心臓を捧げよ」「皆死んだ甲斐があったな」という過去の名セリフが、ファシズム的な思想で使われているという、最悪な対比になっているところです… これからパラディ島がどうなってしまうのか?も今後の見どころになると思います!


以上が今回の感想となります! 次回83話「矜持」は、地ならしに対し、104期生達やハンジ達はどう動くのか?というのが主な内容となっています!


次回の見どころは

・ハンジとリヴァイは、「地ならし」発動までの間何をしていたのか?
・イェレナやオニャンコポン、義勇兵達はエルディア帝国に従うのか?
・アルミンはコニーの暴走を止めることができるのか?


この3つが大きなポイントになるかと思います!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!また来週お会いしましょう~~!

※前話81話「氷解」の感想はこちら→「【進撃の巨人】The Final Season Part2 第81話「氷解」感想。これぞ進撃!ラストではついにあのキャラが目を醒ます!