給料日、それはお金が入ると同時に、お金が消えていく日でもある。
自分は今日給料日だったが、通信費やガス代、実家への納税で、入った給料の半分が消えた。

さらに、この給料日の怖ろしい所が、”めちゃくちゃ財布の紐が緩くなる”という点だ。
最近、自分が愛用している無印の化粧水が切れたので、近所の無印に足を運んだが、店内すべての商品が輝いて見えた。

そう、今日は給料が入ったので、本気を出せば色々買えてしまうのだ。
これがおそらく、給料日前だと、目的の化粧水だけ買って帰るだろうが、今日は資金が豊富なので、普段見向きもしないようなバウムクーヘンとかラテ用の粉といった嗜好品がやけに視界に入る。

さらに、泡立てネットや歯ブラシなど、100均でも購入できそうな商品まで輝いて見えるのが恐ろしい所だ。

一度冷静になろうと店の中を出て、深呼吸をし店内に戻る。が、ダメ。
やはり一度目についた商品が、自分を誘惑し続ける。

もはや地下労働施設にいるカイジのような気分である。
結局自分は、化粧水の他に、バナナバウムや桜ラテ、バタチキカレーといった嗜好品を片っ端から購入してしまったのだ。

まぁ、今まで1万円で2週間生活し続けたので、これぐらいの贅沢はいいだろう。
人は誰しも、心の中に”散財の悪魔”が棲んでいると思う。今度チェンソーマンにやっつけてもらおう。