この世に生を受け22年。先日、ついに髪を染めてみた。
自分も22歳のナウでイケイケなメン。オシャレの1つにだって興味はある(今頃)

ということで、自分よりもオシャレ系に詳しい妹を頼り、近所のドラッグストアへ向かった。自分としては、初の髪染めなんだし、美容院とか行った方が良いと思っていたが

「美容室で~とか思ってたらいつまで経っても行かないし、逆に普通に染めたらどうなるのか試してみたい。」というのが妹談だ。

とりあえず、カラーリング剤が置いてあるコーナーを見る。色は様々あるが、赤だったり金だったり、派手な色が多い。流石に初めてにしてはハードルが高すぎる。

と、尻込みしていたら「あまり暗すぎても、染めた実感が湧かないから。」と、少し明るめの茶色のカラーリング剤を選んでもらった。

購入後、帰宅し汚れてもいい服装に着替える。
カラー液が服につくこともあるから、汚れてもいいような服がベストらしい。カラー液を調合していると、The薬品のような、鼻にツンとくる香りが漂う。

そして、調合したカラー液を髪や頭皮にゆっくりと塗っていく。
最初はひんやりしていたものの、徐々にとんでもない痛みが頭皮に押し寄せる。

「痛い痛い痛い痛い痛い」と久しぶりに悶絶するほどの痛み。兄の面子を崩さないために、なんとかこらえているものの、本当は全力で足踏みしながら痛がりたいレベルだ。

この時は忘れていたが、髪のカラーリングはめちゃくちゃ痛いというのを思い出した。
これがその痛みか。確かにクッッソ痛い。美容室に行ったり、自力でカラーリングしなくて良かったと思う。

美容室なら、この痛みに悶絶しながら平静をずっと保たないといけないし、かといって自力でやったら途中で投げ出してしまっただろう。

しかしまぁ、痛みにも少しずつ慣れがあるもので、塗り終わり放置する頃にはだいぶ痛みも引いていた。

30分頃経った後、シャンプーでカラーリング剤を落とし、ドライヤーで髪を乾かす。
その後に鏡を見て驚いた。ちゃんと茶色になっている…!

「垢ぬけ」という言葉があるが、おそらくこの事を言うのであろう。以前よりも少し若くなった気がする。

髪を染めた翌日、仕事に行った際にも、職場の人からも気づいてもらえ、反応もそこそこ良かった。協力してくれた妹には感謝である。

まだまだオシャレ初級者だが、今回の髪を染める経験で上級者への第一歩を踏み出せたのかもしれない。しかし、上級者への道のりはまだまだ長い。ワイの戦いはこれからなのだ。