とむとむダイアリー

Part②はコチラ!→「オタクがサブカルバーに行って来たお話②」

テキーラ…前から気になっていたお酒だが、度数が高いという事で今まで尻込みしていた。だが、このお店は500円でテキーラのショットが飲めるらしい。どうしようかな…と考えていると、なんと以前コンカフェで知り合った方がテキーラをご馳走してくれた。

いざテキーラが目の前に出てくると、意外に量が少ないことに驚いたと共に安心した。このサイズなら自分でも飲み干すことができそうだ。
自分がまじまじとテキーラを見つめている一方、Arueさんはスッとスマートにテキーラを飲み干していた。

せっかく奢って頂いたのだから飲まねば損、自分は覚悟を決めてちょびっと1口飲んでみることにした。チキンなので、ショットでも流石に一気飲みは怖かった(チキン)

飲んでみると、意外に爽やかな味をしていることに驚いた。度数が高いからもっとキツめの味だと思っていた。これなら大丈夫そうと思った次の瞬間、盛大にむせた。さらに喉と胸の辺りがカーッと熱くなったのを感じた。

その後、2~3口でようやく自分はテキーラを飲み干した。ショットを2~3口で飲むのは自分だけなのではないだろうか?
ちなみに、テキーラを飲むまでけっこう酔っている状態だったのだが、急に度数の高いお酒を飲んだからか一気に酔いが醒めた気がする。

味も悪くなかったので、バーに行った時にはまた飲んでみてもいいかもしれない…と思っていると、先ほどまでカラオケをしていた団体客様が帰り、自分達にもカラオケのタイミングが回ってきた。

Part④に続く…

Part①はコチラ→「オタクがサブカルバーに行って来たお話①」

バーの扉を開くと、まずタバコの匂いに驚いた。このバーは店内喫煙可能な店で、多くの人がタバコを吸っていた。
自分はタバコは吸わないタイプだが、家族がよく吸っているので、タバコの匂い自体は苦手ではない。むしろけっこう好みだったりした。

だが、最近は喫煙者と非喫煙者の棲み分けがキッチリしているので、店内にタバコの匂いが充満しているのは珍しい。
小学生の頃、祖父母の家で親戚が集まっていたが、皆が室内でタバコを吸っていた時の感覚を思い出した。

次に驚いたのが、キャストさんの衣装だ。皆メイド服を着ている。メイド喫茶に憧れを抱いていた自分としては、これはめちゃくちゃテンションが上がる。
また、通常のメイド服だけでなくお姉様スタイルのメイド服があったのも個人的に嬉しかった。

周りでは先客の団体客がお酒を飲みながらカラオケを楽しんでいた。この店はカラオケが無料なので、カラオケも楽しみにしていたのだが、この様子ではまだまだ先になりそうだった。

とりあえずお酒を頼もうと思ったが、以前のコンカフェと違いメニューが膨大にある。自分はArueさんのオススメをいくつか飲んでみることにした。

どれも美味しかったが、個人的に特に美味しかったのは「だいやめソーダ割り」と「マリブコーク」の2種類だ。

「だいやめソーダ割」は焼酎なのにライチの風味でとても飲みやすい。「マリブコーク」はココナッツの甘い香りが癖になり、たぶん何度もリピートしたと思う。

そして、数杯お酒を飲んで酔いどれになってきた頃、自分は初めてあるお酒に挑戦することになった。それは…テキーラである。Part③に続く…

以前、コンカフェに行って来てから数ヶ月。
今回はフォロワーのArueさんのオススメのサブカルバーがあると話を聞いたので、自分も同伴させていただいた。

待ち合わせ時刻は夜の10時。一旦食事をして、深夜0時を過ぎた辺りでバーへ向かう予定だ。自分はモノレールに乗り待ち合わせ場所まで向かった。思い出してみると、夜にモノレールに乗る機会は少ない。いや、仕事帰りには乗っているが「夜に遊びに行くために乗った」ことがないのだ。

朝の満員電車とは違い、ほとんど無人で静かな車内。窓から見える景色はいつもと同じはずだが、夜だからか初めて見る景色にも思えた。

やはり時間帯によっては乗る客層も変わるのか、バチバチにメイクを決めた派手な女性やホスト風な男、そしてお酒が入っているような陽キャ集団が乗車してきた。ちなみにこの時、陽キャ集団が近くに来て内心ビビっていたのは内緒の話だ。

待ち合わせ場所でArueさんと合流すると、自分達は焼肉安安へと向かった。焼きたての肉にキンキンに冷えたビール、最高の組み合わせである。談笑しながら焼肉を食べ、23時を過ぎた辺りで自分達は焼肉屋を出た。

目的のバーへ向かうために、今回も夜の国際通りを通ったのだが、ちょうど金曜日だったこともあり歩く人の多くは飲みの帰りか飲み屋をはしごする人が多く、いつもより賑やかな雰囲気だった。

だが、わき道にそれると先ほどの喧騒が嘘と思えるぐらい静かになり、自分達は入り組んだ路地に入って行った。

一体どこに店があるのか見当もつかず歩いていると、まるで一戸建ての2階のような場所にその店はあった。なんだか隠れ家みたいな場所でテンションが上がる。自分はワクワクしながら、その店の扉を開いた。

Part②に続く…

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